王子様とかどうでもいいから私に構うのをやめてください2【BTS】

96話 ページ46

テテちゃんとキッスしてないことに気づいたので修正しました･･･
テテちゃん健全！



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Aから離れた後、わー！！！と頭を抱える。何もあそこまで暴露しなくても良かったんじゃないか。









引かれたかな、なんて考えて、いや、そんなこと思う子じゃないや、と無意識に頬が緩む。









TH｢･･･可愛かった、な。あの顔｣









真っ赤になった顔は、ほんとに可愛かった。
俺にだけ、向けられていたらいいのに。









｢テヒョン｣








馴染みのある声に振り向く。








TH｢ジミン･･･｣





JM｢･･･プリンセス、どこにいるか知らない？｣





TH｢･････････知らないよ。もう部屋に戻ってるんじゃない？｣






JM｢もうってことは、やっぱりさっきまで一緒にいたんだ｣









あ、と思った時には遅くて、全く可愛くない笑みを浮かべたジミンがいた。








JM｢好きなの？Aのこと。｣








TH｢･･････好きが、こういう気持ちなら、好きだと思う｣





JM｢何それ。そんな曖昧な気持ちでAといるの？｣






TH｢･･････好きなの？｣






JM｢好きだよ。誰よりも、僕が1番Aのことが好き。｣








TH｢･･･っ｣









長年一緒にいるジミンだけど、少し、怖いくらいに笑ったこの顔は、初めて見る顔だった。
これがジミンが恋をしている時の顔なら、そう思ったらAが危険なんじゃ、そんなことを考えてしまった。








･･･親友なのに。









TH｢･･･Aを傷つけたらだめだよ｣







JM｢そんな事しないよ。でも、他のやつに触られてるのを見ると、自分を止められないんだ･･･｣






TH｢･･･傷つけたりした？｣





JM｢･･････わかんない。傷つけたくは、無いよ。Aに怯えた顔で見られるのは精神的にくるしさ｣









Aの怯えた顔、想像をしただけで物凄い嫌悪感があった。そんな顔、一生見たくないや。









でもジミンは、それを見た事があるのだろうか。
あまり考えたくなくて、深く追求するのはやめた。








JM｢･･････僕以外選んで欲しくないけどさ、誰が選ばれても恨みっこなし、全力でAにアプローチしようよ｣







TH｢･･･ふ、あったりまえじゃん。｣









2人で拳を合わせて、笑いあった。

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