79話 ページ29
じっとその人を見つめていると、やけに白い肌が目に付いた。
｢ユンギ･･･｣
SG｢悪かったな、テヒョンじゃなくて。｣
ユンギはそのまま私を横に抱くと、部屋まで運んで言ってくれた。途中であったリサが驚いていたけど、｢あらまぁ｣ってなんか嬉しそうにしてた。
ふわりとベッドに優しく下ろされる。
｢ごめんね、テヒョンと間違えて･･･｣
SG｢別に。｣
テキパキと布団をかぶせて｢いいから寝ろ｣と私の頭を乱暴に撫でた。
｢けほっ･･････ユンギ、風邪伝染るよ｣
SG｢うつんねーよ。お前ほぼ家から出てねーんだからウイルスの風邪じゃねーじゃん。｣
｢そういう問題じゃないよ･･･｣
ユンギはいつまで経っても私の傍から離れなくて、ユンギにうつったらどうしよう、とずっと頭が痛くなりながらも考えていた。
SG｢寝ろ。こっち見んな。｣
｢だって、ユンギが･･･｣
SG｢･･･俺じゃ、嫌なのかよ｣
｢え？｣
SG｢だからっ｣
ユンギが私の頬に優しく触れる。冷たくて、気持ちいい。
SG｢俺じゃなくて、テヒョンのほうがいいのかって聞いてんだって｣
｢テヒョン･･･？｣
SG｢さっき、テヒョンの名前呼んだだろ。･･･なに、テヒョンのこと好きにでもなった？｣
ハッと馬鹿にしたように笑うユンギ。
やだな、みんなテヒョンテヒョンって、テヒョンは何も悪くないのに。
｢テヒョンのことは、すき｣
SG｢･･･は｣
｢でも、ユンギのことも、すき。みんなすき。｣
SG｢･･･ちっ、はぁー。･･･そういうことじゃねぇよ、、｣
｢うん、わかってる。･･･わかってるけど、わかんない。｣
いい加減、わかりたいのに、私の頭はぽんこつだ。
｢ユンギは･･･私が、好き？｣
SG｢･･･っ｣
｢教えて、ねえ、教えてよユンギ･･･｣
力の入らない指でユンギの人差し指をぎゅっと握る。息が苦しくて、暑くて、なんだか涙が出てきた。
SG｢わっかんねぇんだよ･･･そんな顔、するなよ｣
ユンギは何かを我慢したような顔をして私の手を大きな手で包んだ。
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むふ。(プロフ) - オチはゆんぎがいいです！！ (2020年4月28日 2時) (
レス) id: e6d8791f47 (このIDを非表示/違反報告)
もに - オチはジミンかテテがいいです！ (2020年4月22日 9時) (レス) id: f74527ec32 (このIDを非表示/違反報告)
cocoa(プロフ) - ホソク希望です!!!全員のオチが見られたら1番嬉しいです…!何人かだけでも大変だと思いますが書いていたたげたら嬉しいです！頑張って下さい( 'ω' )/ (2020年4月22日 3時) (レス) id: 469a848160 (このIDを非表示/違反報告)
ちぴ(プロフ) - はじめまして(^^)テヒョン希望です。よろしくお願いします。 (2020年4月21日 3時) (レス) id: 9b3c6b24c7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆも - ユンギ落ちがいいです！！ (2020年4月21日 0時) (レス) id: 16a0a29212 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アコ
| 作成日時：2020年4月7日 0時
