王子様とかどうでもいいから私に構うのをやめてください2【BTS】

64話 ページ14

TH｢怒ってないの？｣








｢んー･･･ねえ、かして？｣









TH｢？？｣









テヒョンの持っていた水鉄砲を借りる。
結構使い古されていて、いたずら好きなのは本当みたい。









｢えいっ｣







TH｢わっ！！｣









テヒョンの顔めがけて水鉄砲を発射させる。びっくりしてきゅっと目をつぶったテヒョンは目をぱちぱちさせていた。









｢･･･はい、おあいこ！これで許してあげる！｣









TH｢･･･！！そ、そっか｣









｢･･････なんでそこで照れるの？｣









TH｢て、照れてない！！ばかにしてるだろ！！｣









目を逸らして赤くなるテヒョンを見てからかうと、今度はぷんぷん怒り出した。









ころころ表情が変わって面白い。









｢ふふ、ほんと、可愛い｣








TH｢！！･･････かわいいのは、･･････だってば｣








｢え？なんて？｣









聞き返すと、口をきゅっとして俯いたまま喋らなくなってしまった。･･･これは、、









｢･･･私のこと可愛いって思ってくれたの？｣








TH｢･･･！！それは、、ってなんだよその顔！！思ってないし！ばーかばーか！！｣









ニヤニヤしながら聞いたら、予想通りの反応がかえってきて、軽くクッションを投げられた。
私も投げ返したらいつの間にかクッションの投げ合いになって、楽しくてベッドに2人で笑い転げた。

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