キャンディが28個 ページ28
「なに、言ってるの･･･」
JK「なにって、溜まってんでしょ？」
しっぽで掴まれていた手首がグイッと引き寄せられ、あっという間にジョングクの腕の中に。
「･･･！！離し、んぐっ」
JK「騒がないでって言ったじゃん。うるさい女は好きじゃない。」
「･･･っ」
大きな手で口を塞がれてしまったら、喋ることどころか呼吸すらも苦しくなる。
なんで、私にこんなこと？
JK「ジミンが触ってくれない〜って、もやもやしてんじゃないの？」
「･･･！？」
JK「あっは、図星じゃん〜。だから俺が満たしてあげるってこと、わかった？」
スっと口を押えられていた手を外されて、けほっとひとつ咳をする。
満たしてあげるってなに？私はジミン以外の人となんて、
JK「･･･『ねえ、ヌナ･･･？僕ヌナに触りたい、いいでしょ？』」
「･･･え、っジミン･･･？」
ぱっと顔を上げると、ジョングクだったはずの姿は、私の愛しいジミンに変わっていた。声も、喋り方も、全部･･･。
「･･････っやめてジョングク」
ちがう、目が赤い、ジョングクがジミンの真似をしてるだけ。･･･わかってるのになんでこんなに心臓がバクバクなるの･･･？
JK『どうして？･･･僕ジョングクじゃないよ、他の男の名前がヌナから出てくるの、やだ･･･』
ぎゅう･･･っと私を抱きしめて甘えた声ような拗ねたような声を出す。ジミンは、そんな声、出すの･･･？
きゅぅっと胸が締め付けられて、私の触れたいという気持ちがぐんぐん上昇していくのが分かる。
だめなのに、目の前にいるのはジミンじゃない、ジョングクなのに･･･っ
JK『ねぇ･･･キス、してもいい？ずっとしたかった･･･。ヌナの、･･･Aの唇、甘くて、美味しいから･･･』
「･･･ぁっ」
バクバクと鳴り響く心臓。
だめ、ジミンじゃない、ジミンじゃ、
JK『すきだよ･･･A』
「･･･っ」
ゆっくりとベッドに押し倒される。
私は、拒むことが出来なかった。
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あすか(プロフ) - ファンタジーですごく面白いです！早く続きが読みたいです！ (2020年10月24日 0時) (
レス) id: 15a30d915f (このIDを非表示/違反報告)
ぱくちか - ゆんぎいいい！！優しい優しいお砂糖ゆんぎ!!全然よく分からない話じゃないですよ！男ジミンちゃんもめっちゃよかったです!!続き楽しみにしてます！ (2020年6月5日 22時) (レス) id: b91f472724 (このIDを非表示/違反報告)
んっ...///やっ..あっ//// - ﾄﾞSジミンちゃん来たｧｧｧｧｧｧｧｧ！！！！！！！ (2020年6月2日 4時) (レス) id: 63cd4095fc (このIDを非表示/違反報告)
アコ(プロフ) - ぱくちかさん» ぱくちか様、いつもコメントありがとうございます、、！なるべくたくさん更新しますね！ (2020年5月20日 3時) (レス) id: 14947a29ad (このIDを非表示/違反報告)
アコ(プロフ) - kamekichipakupaさん» コメントありがとうございます！私の作品にたどり着いてくださっただけでも、とても嬉しいです！お気になさらず！いつもありがとうございます、これからもぜひ読んでください！ (2020年5月20日 3時) (レス) id: 14947a29ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アコ
| 作成日時：2020年5月2日 18時
