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37話 ページ37

撮影が終了して、休憩時間に入った瞬間、囲まれるAちゃんをよそに、その輪の中から外れたユンギヒョンを、何となく目で追っていた。









演技をしている時も、演技が終わったあとも、いつも通りクールな表情だったユンギヒョン。









それなのに、今は端の方でしゃがみこんで口元を抑えてる。その顔は、真っ赤に染っていた。









遠目から分かるほど、耳まで真っ赤になっているユンギヒョンを見て焦りを感じた。









ユンギヒョンは、本気でAちゃんが好きなんだ。









しゃがみこんでいたからか、心配そうにユンギヒョンに駆け寄ってきたAちゃんの声に反応して、顔を上げた。








さっきまでとは打って変わっていつも通りの無表情で首を横に振っていた。









「ヒョン、ジミニヒョン。見すぎですよ。」







ジョングギの声に、ハッとする。そういえば、さっきからずっとユンギヒョンのことを見てたかもしれない。









「ヌナ、可愛いし、優しいから、すぐ男が寄ってくるんです。男っていうより、人がよってくるの方が正しいかもしれないですけど」









どこか懐かしむような表情のジョングギは、なんだか少し、幼く見えた。

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アコ(プロフ) - やかやさん» ありがとうございます^^* (2018年12月6日 22時) (レス) id: 37a20c0f14 (このIDを非表示/違反報告)
やかや - 最高です_(._.)_ (2018年12月5日 20時) (レス) id: 5ec3b41343 (このIDを非表示/違反報告)
アコ(プロフ) - Aoさん» ありがとうございます(><)文才がないのでごちゃごちゃですが頑張ります! (2018年10月14日 17時) (レス) id: 37a20c0f14 (このIDを非表示/違反報告)
Ao(プロフ) - 面白いです、応援してます! (2018年10月14日 17時) (レス) id: 3da125ed1c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アコ | 作成日時:2018年10月10日 7時

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