35話 ページ35
ユンギヒョンはAちゃんを撮影セットに立たせると、スタッフさんから説明を受けているみたいだった。
「ヌナ、体調崩したモデルさんの変わりに俺の相手役になれってユンギヒョンに言われて、あそこにいるんですよ」
ジョングギが不満気な顔で二人を見ていた。
「そう、なの？なんでユンギヒョン、Aちゃんを･･･」
ユンギヒョン、もしかしてAちゃんのことが好きなの？
仲がいいとは思ってたけど、恋愛感情がユンギヒョンにあるかもとは考えてもなかった。
ざわざわとした気持ちで、2人を見つめた。
「3.2.1･･･スタート！」
撮影が始まると、ユンギヒョンは後ろを向いているAちゃんにゆっくり近づいて、後ろからそっと抱きしめた。
隣にいたテヒョナが、顔を顰めたのがわかった。
「なぁ、他のやつのところになんか行くなよ。」
普段のユンギヒョンとは考えられない甘ったるいセリフに、ヒョン達3人はニヤニヤしたり、笑ったりしてたけど、僕達マンネ3人はものすごい顔をしてると思う。
「好きだ。」
そういってAちゃんの髪に顔をうずめる。
そのセリフは、僕にはどうしても、ユンギヒョンの本心なんじゃないかって、考えてしまった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 646人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アコ(プロフ) - やかやさん» ありがとうございます^^* (2018年12月6日 22時) (
レス) id: 37a20c0f14 (このIDを非表示/違反報告)
やかや - 最高です_(._.)_ (2018年12月5日 20時) (レス) id: 5ec3b41343 (このIDを非表示/違反報告)
アコ(プロフ) - Aoさん» ありがとうございます(><)文才がないのでごちゃごちゃですが頑張ります！ (2018年10月14日 17時) (レス) id: 37a20c0f14 (このIDを非表示/違反報告)
Ao(プロフ) - 面白いです、応援してます！ (2018年10月14日 17時) (レス) id: 3da125ed1c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アコ
| 作成日時：2018年10月10日 7時
