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相澤「ふはっ、なんで泣いてんだよ、」
その鍛えられた手に
何度も安心したその手に
頬を包まれる
相澤先生は半歩くらい私から離れ、私の目線の下にしゃがむと、雄英の先生、卒業生全員がこちらを見ているなかこう言った。
＿＿＿＿＿＿＿「俺と結婚して下さい。」
さっきこれ以上の幸せはないと思っていたのに。
心底から幸せだと思ったのに。
収まりかけていた涙がさっきよりもっと溢れて止まらなくなる。
相澤「…同棲もしたし結婚した方が合理的だと思ったんだが…」
A「ｯ、ふっ、よろしく、ｯお願いします、ｯ」
そう私が言った瞬間さっきまで私がいた私の大好きな腕に包まれた。
周りから黄色い声がたくさん聞こえる。
ﾐｯﾄﾞﾅｲﾄ「おめでとうー！！」
ﾏｲｸ「よくやった！！」
麗日「おめでとお！Aちゃん！」
瀬呂「お幸せにー！」
A「ｯ、うっ、ﾌｯ…幸せ、すぎｯて、くるし、」
相澤「ふは、本当に苦しくなっちゃうよ、これからもっと幸せになるのにそんなんじゃもたないよ。」
そう言って相澤先生は私の背中を撫でてくれる。
A「あ、あのっね、ｯ、し、…しょ…っ」
まだ相澤先生と暮らしている時に言われたこと、
それは、
「卒業したら名前で呼んでもらわないとな」
相澤「ん？」
A「しょー、た…さん、ｯ大好き…、！」ﾆｯ
破裂しそうなほどな心臓を抑えながら笑顔でしょーたさんを見上げた。
相澤「っ。」
見てみると片手で顔を覆っているしょーたさん
そんなことを思っているともう1つの手で私の目は覆われた
A「…？」
相澤「今のは…やばい、」
A「顔…みたい、です」
相澤「今は勘弁してくれ」
A「私も…幸せにします…消太さん、」ｷﾞｭ
私はかまわず消太さんに抱きついた
相澤「、あぁ、2人で幸せになろう…ところで、結婚するのにさん付けと敬語はどうなんだ？A？」
A「っえ、えと…」
にやにやしてる相澤先生
A「〜〜ｯし、しょ、」
相澤「しょ、？」
A「しょーた！」
相澤「ん、相澤A。」
A「！〜ｯ、しょーた…」
仕返ししてやる！
相澤「？」
A「2人で幸せになろうね」ﾆｺｯ
そう言うと今度は顔を手で覆いながらしゃがみこんでしまったしょーた。
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作者名：あゆ | 作成日時：2022年10月25日 23時
