うらばなし〜志麻〜 ページ3
〜薺のイメチェン大作戦〜
「なずちゃん先輩…何その格好…」
夏に入って暫く経ったある日のこと。
いつも私服がダサいなずちゃん先輩が、ついに文字Tシャツを来てきた。
「え?ダメですか?可愛いと思うんですけど…」
きょとんとした顔で首を傾げる先輩。
Tシャツに大きく明朝体で書かれた「ビバ!夏!」の文字をまじまじと見て、不思議そうに呟く。
これを可愛いと思ってるのかこの先輩は…
先輩の私服はいつもダサいが、まだ許せる範疇だった。が、今回は流石に見ているこっちが恥ずかしくなる様な服装だ。
文字Tシャツに白のフレアスカートって!!
スカートがめちゃ可愛いのに!!!!!
勿体なさすぎる!!!!!!!!
「先輩…『ビバ!夏!』って…ぷぷっ」
笑いを必死で堪えている碧生ちゃん。
いつもは「まぁ、いいと思うよ」と気を利かせた一言を言ってくれている蒼夜くんでさえ、今日の服装には苦笑いだ。
「ええ!?そ、そんなに可笑しいですか!?」
みんなからの反応が予想外だったとでも言うように、狼狽える先輩。
大学生として、その前に女子として、
ここまでセンスがないのは流石にやばい。
こうなったら………
「なずちゃん先輩」
「ん?」
「オレがめいいっぱいイメチェンさせたげるから!今日、先輩次の授業で終わりだよね!?」
「は、はい…」
「その後、ここに集合!!!いいね!!」
「は、はいぃぃぃい!!」
後輩2人を巻き込み、
こうして、第1回萩原 薺イメチェン大作戦が決行された。
〜おまけ〜
碧「そいえば、なんで薺先輩はセンス無いのに、
RPGのアバターあんなにかっこいいんだろ?」
志「あれはオレが設定したんだよ」
蒼碧「「納得」」
*☼*―――――*☼*―――――
ごめんなさい文才ないんですぅぅう…
そして、まぁち様の碧生ちゃん蒼夜くんを
登場させていただきました!!
大学先輩後輩の絡み書きたかった…
続く お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←香月志麻(シマ)
1人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まる | 作成日時:2018年10月1日 9時