魔法を信じて (ページ21)

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近くにいるのにページ21

夏目目線
Aちゃんがボクの昔の話をいっぱいしてくれた
「その子ねすごく顔が整ってたの！」とか「高校生までに会える魔法かけてくれた！」とかいろいろなことをおぼえててくれていた

すごく嬉しい、しかも夢に出てきたらしい、
するとAが
「あっその子の名前ね夏目ちゃんって言うんだけど」
…ボクの黒歴史が掘り起こされる、、、
「夏目って逆先くんの名前と同じだね！」と笑う
笑う顔を見て愛おしい気持ちになる…とっても幸せだ
こんな近くに君の話している"夏目ちゃん"がいると話てしまいたい、、"今"はまだこの気持ちを抑えておこう

その後Aちゃんがボクに渾名をつけてきた
"なっちゃん''…だそうで…Aちゃんが考えそうな渾名だね
ボクももちろんAに渾名をつけようとしたけど何故か本人が自分で付けてた
Aちゃんは自分の事を'ツメちゃん"
…ボクが理由を問うと
「夏目ちゃんのつめでつめちゃん！」
……あの頃、すごく素っ気ない態度だったのに、、、
ボクの事すっごく大好きじゃん、、

「…ボクも大好きだけどネ。」
ボクの告白(仮)は風とともにかき消された