Lyrics by … (ページ8)

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WZ side ページ8

(このページ内の文は歌詞になっています。あらかじめ伝えておきますが、【自作】の詞です。ご了承下さいと言いたいところですが、恐らく類似作品あり。ですが、【私の歌詞の方】を､盗ったりパクったりはやめてください。以上を踏まえてどうぞ。by 369菩薩(対))

気が付いたらまた紙に文字を並べていた。
次々と端に追いやられる文字、止めどなく沸き上がってくる言葉。書いては消して、消しては書いて。悩みながら紡ぎ出した言葉に、意味もなく涙したりする。頬を伝う涙、滲む文字。
それでも手は動き続ける。全ての文字が揃うまで。在り合わせの口語に、ふと浮かぶ品詞分類表。あの頃は目を薄めていたのに、思い出す表情はふわりと笑う。
広げた辞書に滲んだインクの跡。花びらみたいな付箋が捲る度にくすぐったい。
書くたびに言葉を噛み締める。色褪せた表紙をついとなぞると、指先は白く染まった。
I'm a Lyricer. Don't stop the my time.
色々な感情が僕を駆け巡る。よみがえる記憶、生まれる想い。成りかけの旋律に全てを託す。
I'm a Lyricer. Don't stop the my time.
名も無き詩に込めた想い。
走り出した手は止まる事を知らずに、ただ先へと進んでいく。
その先に貴方の笑顔を信じて。
紙の上から僕を見返す文字達。
「頑張れ」と聞こえた気がした。

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