【文スト】チート少女＋天然少女＝最強

No.7＊チョコレート ページ9

華恋side

乱歩「情報が少なすぎて異能が使えない」

乱歩さんでも分からない葵の場所。

治の袖端を少し引っ張る。

華恋「私、嫌われたかな？」

治「華恋」

治の声に顔を上げる。

すると、頬をぎゅーと引っ張られた。

治「そんな顔をしないの！まずは連絡してみようじゃあないか！」

その手があった！！

そう思いスマホを取り出し、葵の所をあける。

晶ちゃんやナオミもスマホを触りだす。

独歩はさっきからずーーっとスマホから目を離さない。

彼女でも出来たのかな？？←

私は、葵に『どこにいるの？』スタンプを連打←

途中で『かまってよ！』のスタンプも押しといたよ。

皆スマホに夢中で暫し無言な探偵社社員。

敦「返事きましたか？」

敦の言葉に首を横に振る。

潤一郎「困りましたね」

潤君が苦笑している。

太宰「もしかしたら、家に帰ってしまったのかも知れないね」

でも。葵が何も言わずに帰るなんて……

とその時探偵社の扉が開き、誰もが葵だと思った。

鏡花「……ただいま」

賢治「今日、野菜がいっぱい収穫出来たんで皆さんで食べませんか？」

探偵社の可愛い専門のお二人でした…。

治「あっ！私いい事思いついたのだけど！」

独歩「どうせ突拍子のない事だろ。」

治「葵の家に行ってパーティーをしようじゃあないか！」

葵の家最近行って無かったな〜。

乱歩「それ、楽しそうだな！僕も賛成！」

賢治「僕の野菜が役に立って良かったです！」

敦「葵さんに迷惑じゃないですか？」

敦行きたくないのかな？←

華恋「敦、行きたくないの？」

首を傾げて敦を見る。敦は、１人唸っている。

鏡花「……敦…行かないの？」

鏡花ちゃんも敦を見つめる。

そして治が敦にひと声かけると、敦は顔を真っ赤にした。

敦「い、行くよ！」

ナオミ「ナオミも行きますわ！兄様も行きますわよね？」

潤一郎「ナオミが行くのなら行くよ」

晶子「なら、妾も行くとするかなァ」

綺羅子「私はやめておきますね」

後は、独歩だけだねぇ！

独歩「葵の迷惑になるだけだ。やめておけ」

独歩ノリが悪いぃ！！頬を膨らましながらのジト目で対抗するが

独歩「そんなんしても俺は譲らんぞ」

独歩おれてくれない！

こうなったら、最終手段！

華恋「治！」

治「任し給え！」

治は私の頭をポンポンしてから、独歩に向き直った。

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