【文スト】チート少女＋天然少女＝最強

No.5＊チョコレート ページ7

華恋side

乱歩さんのお菓子を食べていると葵の携帯に電話が鳴り、外へ出てしまった。

治「華恋こっちへ来給えよ。乱歩さんも疲れているだろうからね」

華恋「乱歩さん疲れてるの？」

首をこてんと傾げて聞く。

乱歩「疲れてないよ。僕のお菓子をまだ食べるでしょ？」

刻々と首を縦に振る。乱歩さんが選ぶ駄菓子物凄く美味しいんだよね！

パクッパクッパクッ

………そういえば？

葵電話しに行って帰ってこない。

乱歩さんの所から立ち上がり、晶ちゃん達の所まで行こうとする。

乱歩「華恋どこ行くの？」

華恋「晶ちゃん所行ってくるね！！(ニコッ」

乱歩「(僕の心臓破壊したいのかな)」←

太宰「(華恋可愛いすぎだよ)」←

こんな事を２人が考えていると知らず、晶ちゃん所までパタパタ走る。

華恋「晶ちゃん！ナオミ！綺羅さん！葵知らない？？」

首を再び、こてんと傾けて聞く。

晶子「妾は部屋を出てったとこまでしか知らないねェ」

綺羅子「私も部屋を出て行った所までしか分からないです」

ナオミ「そういえば、遅いですわね」

まだ外で電話してるのかな？

そう思い部屋のドアを開ける。

華恋「あれ？居ない？」

もしかして………

華恋「みんなっ！」

皆「「「？？」」」

華恋「葵が……居ない…」

私の言葉に椅子から転げ落ちた独歩。

大丈夫かな？←

華恋「葵……誘拐……？」

目に涙が溜まる。独歩は又、椅子を倒している。←

独歩「葵に限ってそんな事あるわけがない！」

そんな事を言いながら、倒れた椅子を元に戻す独歩。

華恋「うぅ……どぉしよぉ」

泣きながら潤君にギュッと抱きつく。

潤一郎「(可愛い！！じゃなくて)大丈夫だよ？葵の事だから心配ないよ」

潤君はそう言って頭を撫でてくれる。

けど、けど、私が呼んだから…

敦「大丈夫だよ華恋ちゃん」

敦も私の背中をさすってくれる。

敦「(華恋ちゃんに触っちゃった！)」←

潤一郎「(僕に抱きついてくれてる！！)」←

東西ヘタレ組がこんな事を思ってる時←

乱歩「(ずるすぎる！)」

太宰「(私の華恋を取るなんて)」

黒いオーラが出ているお二人←

華恋「誰か、葵が居る場所分かる？」

乱歩「僕の異能があればなんでも分かるよ！」

『超推理』

乱歩「葵が居るのは……」

No.6＊龍神邪炎→←No.4＊龍神邪炎

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す