【文スト】チート少女＋天然少女＝最強

番外編【ポッキーの日】５ ページ43

谷崎は、貪るように華恋に接吻をする

何度も角度を変え、深く、深く

華恋の口からは、谷崎のか自分のかも分からない唾液が垂れていた

「……ッはぁっはぁっ」

やっと唇と唇が離れたが、二人の口には、銀色の糸が繋がっている

すると、谷崎は、華恋をベッドに押し倒し、その上に跨った

「……じゅん、くん？」

華恋は、涙を溜めた目で谷崎を見る

だが、谷崎は、そんなことを気にせず、華恋の首筋に顔を埋めた

「ぃあッ」

それと同時に、華恋の首に鋭い刺激が走る

だが、それは一回だけでは収まらず、何度も、何度も行われた

やっと終わったと思えば、谷崎は、嬉しそうな笑みを零しながら、

「うん、綺麗についた」

と、言う

もちろん、華恋の首筋には、紅い華が咲き乱れていた

そして、谷崎が服に手を掛けようとした瞬間、

扉が大きな音を立て吹っ飛んだ


「おやおや、谷崎くん。抜けがけはダメだよ？」

「そうだよー！そんな楽しそうなことするなら僕も混ぜて！」

扉の影から、太宰と江戸川が現れる

すると、いつの間にか太宰はベッドのそばに居て、谷崎に手刀を食らわせた


「おさむ？らんぽ、さん？」

華恋は、また涙を溜め、二人を見る

だが、その表情(カオ)は、二人には刺激が強すぎたようで、

二人の理性は、いとも簡単に崩れ去った


「ひぁあんッ」

二人はベッドに腰掛け、

太宰に耳を、江戸川に首筋を舐める

そういうコトに慣れていない華恋は、すぐに嬌声を漏らした

「へぇ。舐めただけでそんな声出せるんだ？」

そう言って、太宰は顔を寄せる

だが、江戸川は太宰を押しのけ、華恋に軽くキスを落とした

「だーめ。華恋は僕の！」

「らっ、らんぽさん？」

頭が追いつかず、何がなんだか分かっていない華恋は、困惑するばかり

すると、二人はそれをいいことに、華恋の服を脱がせようとした……………が、



「 異能力 ────【少女の願い】｣


────ギアス


「太宰！江戸川！華恋から離れろ！」

＿＿＿＿＿それは、葵によって防がれた

「葵……？」

華恋は、幻でも見るかのような目で葵のことを見るが、葵が「あぁ、そうだよ」と、言うと、ベッドから起き上がり、葵に飛びついた

「葵……！！あのね、潤くんと、治と、乱歩さんが可笑しくなっちゃって……！！」

「うん。うん。大丈夫だよ。」


葵は、華恋を慰めた後、一緒に来た中島に華恋のことを任せ、クソ共に鉄槌を与えた

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