番外編【ポッキーの日】3 ページ41
最初は葵
「
そう言って、葵は森の方を向く
一方、森は、ポッキーを咥えている為、うまく喋れていない葵に、理性を揺さぶられていた
…………だが、それもあっけなく崩れてしまって、
「
急な鷗外呼びと、(身長的に)上目遣いの葵を見て、森の理性は吹っ飛んだ
「葵ちゃん、」
そう言って、森は葵に近づく
葵は本能的な危険を察したが、察した時にはもう遅くて、
「……ンッ…………アッ…フッ…」
ポッキーを投げ捨てられ、キスされていた
しかも、キスといっても大人のキス
舌を絡まれ、息がしにくくなった葵は、酸素を欲するもののすぐに角度を変え、キスされてしまう
やっと離してもらえた葵は、安堵するものの、
ファーストキスを、しかも深い方で、森に取られたことに、悔しさと恥じらいを覚えた
だが、森はそれで止まることはなく、葵をソファに押し倒す
「……な、に……して、」
葵が、なんとか声を振り絞るものの、
森の耳には届いておらず、
二人に妖しく艶かしい雰囲気が流れた
______その時、
バコッという鈍い音と共に、森達の居た部屋の扉が壊れた
「首領、いくらなんでもそれは許しませんよ」
「ちゅ、や……」
「僕も居るぞ」
「俺もだ」
中原に続き、芥川、国木田が入ってくる
「おやおや、随分と過保護なのだねぇ?」
森は、そう言って葵の上から離れる
すると、森VS中原(国木田)の口論が始まってしまった
「大体、首領の歳では葵と釣り合わないんじゃないですか?」
「いやいや、君こそ。若いからと言って選ばれるとは限らないよ?」
葵は、色んな事が起こりすぎて頭が間に合っていない
すると、芥川はそれを察して近づいてきた
「首領に何をされた?」
「………あ、えと、キス?」
そう答えると静まり返る中原達
森は、にっこりとした顔で中原達を見ていた
「はぁ!?」
「そっ、それは本当なのか!?」
中原と国木田に聞かれ、葵はこくんと頷く
すると、中原は、
「チッ!俺が消毒する!」
と言って葵に近づいた
小さなリップ音と共に、葵の唇が離れる
だが、それの相手は中原ではなく、芥川だった
「ゴホッゴホッ。これで終わりでいいでしょう?」
平然と言い放った芥川に呆然となるものの、葵のポッキーゲームは幕を閉じた
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龍神邪炎@田中くんになって太田が欲しい(プロフ) - 朝霧 おちあさん» 分かりました!そうなるかは分かりませんがオチを作ることになったらまたアンケートする“かも”なのでその時もよろしくお願いします!華恋のオチは無いという方向ですか? (2017年11月19日 22時) (レス) id: 8839339b34 (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 おちあ(プロフ) - 葵さんは、中也さんオチでお願いします!!ポッキーゲーム、凄く良かったし面白かったです!! (2017年11月19日 21時) (携帯から) (レス) id: 5d9e9332dc (このIDを非表示/違反報告)
桃色レイカン(プロフ) - はい!頑張って下さい!! (2017年7月8日 22時) (レス) id: de0562a59f (このIDを非表示/違反報告)
龍神邪炎(プロフ) - 桃色レイカンさん» 分かりました!!では、番外編ということで、葵との絡みを書かせてもらいます!! (2017年7月8日 19時) (レス) id: 8839339b34 (このIDを非表示/違反報告)
桃色レイカン(プロフ) - 葵で、お願いしますっ!!この作品の押しキャラ葵なので、がんばってください!!あっ!!華恋も大好きですッ!!あの可愛い天然さが!!! (2017年7月8日 13時) (レス) id: de0562a59f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:龍神邪炎&チョコレート x他1人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2017年6月3日 14時