No.15*龍神邪炎 ページ17
葵side
そして、その日を境に、親も豹変した。
『あんたのせいで面目丸潰れよ!!』
『お前なんて死んでしまえ!!』
そんなことを言いながら、俺を、蹴り、殴り、酷い時には包丁で切られていた。
もう、頼れる人なんていなかった。
そして、ある日の夜、夢を見た。
?「こんばんは。」
葵「あなたは誰。」
?「やだなぁ。そんなに警戒しないでよ。」
葵「質問に答えて。」
?「ふふふっ。僕は、
葵「何を言ってるの?」
葵?「ハハハッ。いいねぇ、その表情。」
葵「で、要件は?」
葵?「ん?あぁ。君に一つ質問に来たんだ。
《君に生きてる価値ってあるの?》」
葵「え?」
葵?「だってそうじゃないか。君は、親にも友達にも邪魔者扱いされてるんだよ?
なら、君に生きてる価値ってあるのかなぁって思って。」
葵「…………………………ないよ。」
葵?「なら、なんで生きてるの?」
葵「なんでって……。復讐するためだよ?
私。いや、俺をここまで堕とした姫宮愛香や俺の親、もちろんあの学校全校生徒、教師を地獄に堕とすため。
どうだ?」
葵?「アハハッ。そう言ってくれると思ってたよ。実は、もう、材料は揃ってるんだよねぇ。
君が寝てると思ってた間、僕は君の体を借りて色んなところを調べていたんだ。
そしたらね?あの学校の奴ら全員、そして君の、いや、僕の親でもあるかなぁ。まぁ、あの二人にも?たーくさん事情があったんだぁ。
それで訴えちゃえば、全員牢獄の中だよ。
もちろん、君をいじめたいた子供達も。
あれは、全校生徒VS君といういじめだったからねぇ。
あ、もちろんその証拠も残してる。
さて、どう使うかは君次第だけど、どうする?」
葵「もちろん。全員牢獄に入れてやるよ。」
そう言って目が覚めたんだ。
それから数ヶ月後。
俺は学校の奴ら、そして親もろとも牢獄にぶち込んでやった。
何やらこの学校は、マフィアに関わりのある奴らしか入れない学校だったそうだ。
それから、
え?生活はって?
それは、警察から謝罪としてたっぷり貰った金でマンション借りて一人暮らし。
今思えば、クソみたいな人生だったなぁ。
そんな事を考えているうちに、夢から引きずり出された。
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龍神邪炎@田中くんになって太田が欲しい(プロフ) - 朝霧 おちあさん» 分かりました!そうなるかは分かりませんがオチを作ることになったらまたアンケートする“かも”なのでその時もよろしくお願いします!華恋のオチは無いという方向ですか? (2017年11月19日 22時) (レス) id: 8839339b34 (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 おちあ(プロフ) - 葵さんは、中也さんオチでお願いします!!ポッキーゲーム、凄く良かったし面白かったです!! (2017年11月19日 21時) (携帯から) (レス) id: 5d9e9332dc (このIDを非表示/違反報告)
桃色レイカン(プロフ) - はい!頑張って下さい!! (2017年7月8日 22時) (レス) id: de0562a59f (このIDを非表示/違反報告)
龍神邪炎(プロフ) - 桃色レイカンさん» 分かりました!!では、番外編ということで、葵との絡みを書かせてもらいます!! (2017年7月8日 19時) (レス) id: 8839339b34 (このIDを非表示/違反報告)
桃色レイカン(プロフ) - 葵で、お願いしますっ!!この作品の押しキャラ葵なので、がんばってください!!あっ!!華恋も大好きですッ!!あの可愛い天然さが!!! (2017年7月8日 13時) (レス) id: de0562a59f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:龍神邪炎&チョコレート x他1人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2017年6月3日 14時