47話目 ページ2
貴「………」
幽「………」
気まずい。物凄く気まずい。て言うか前あっきゅんさんの縁起見たとき、この妖怪さん人間友好度最低ランクだったんだよな…
幽「……花達も。」
貴「え?」
ついに理解不能な言語まで…ああ、誰か助けてクレメンス…
幽「花達も、喜んでいたわ。多分…貴方の花に対する気持ちでしょうね。決して嫌いな花など無い。私の向日葵も、不気味とも言わなかった。何故?あの花は太陽の方向を向いているのに。」
貴「……?外の世界でさほど珍しく無いんですが、あの花。まぁ種とか小動物にあげたりしてましたし。それに…凛々しいって言うか、堂々としてるあの感じ、好きなんですよ。」
そうはにかんで笑って見せた。
幽「……そう。」
ま、何か薬を盛られる事も無く無事お茶会したんですが…
幽「最初はスノードロップを贈ろうかと思ったのだけど…私の思い違いね。…三角草、上げるわ。枯らさないでよ。」
貴「え''、私可愛がりすぎて枯らしちゃうんですけど…」
幽「まぁ土が湿るくらいにしといてくれれば良いわ。それじゃ、」
そう言うと、私は動く向日葵(の蔓)に押され、(無事)太陽の畑を出た。
______
スノードロップ…贈り物にする場合、花言葉「貴方の死を望みます」
三角草…花言葉、「信頼」「はにかみ屋」etc…
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作者名:ケロちゃん | 作成日時:2018年6月12日 21時