千差 100 ページ1
「…そういえば、あの後どうなった？」
私が堕ちた後の事、良くない状況だったのは嫌でも分かる
「ああ、それなら大丈夫だよ
それよりもテストでしょ。Aちゃん勉強やってる？暗殺のことばっかじゃん」
下の名前でおまけにちゃん付け…
中村…じゃなくて莉桜には前にも言われたけどやっぱ苦手なもんは苦手だな
「せめて呼び捨てにしてくれ
テストは別にいいだろ、私には将来とか関係ない話だし」
そもそも勉強をやった事がない…
文系はよしとして、理系は下手すれば小学校低学年レベルだ
「そうなのか？まぁ確かにAってなんか凄そうなのやってそうだしな…」
悠馬…お前鋭いとこつくな
「当たり前だろ、私はか…
じゃなくて神社の仕事を代々やってるからな」
…危ない
一瞬神って言いかけた
『え、そうなの！？』
見事に全員の声が揃ったな
でも、社を持ってるのは事実だし
「しかし、だからといって勉強をしなくても良いかといったらそうではありません！
Aさん、一緒に頑張りましょう！！」
うわ、面倒だな
「ていうか、あんたもちゃっかり名前呼びするの？別にいいけどさ」
「な！酷くないですか！？」
駄目とは言ってないじゃん
「まあ、テストくらいはちゃんと受けてやる
先生は分かってるだろうけど私の学力マジでやばいからな
…悪い意味で」
理事長と話す前に見た本校舎の様子で大体気付いてはいたが
前にあのタコが出した小テストは定期テストと比べたらアテにならないくらい簡単だ
どんだけ勉強しても最下位だろうな…
「大丈夫です！Aさんの学力はたしかにボロクソですが」
「おい」
「少なくとも馬鹿ではありません、今までの暗殺の行動を見てもよく分かる
貴女は賢い」
…なんか褒められた
最初の言葉は余計だけどな
そういえば、うちにも勉強できるやついたな
青夜はああ見えて勉強全然駄目だけど…
あいつは生前の時全く勉強してなかった、いや出来なかったのか
時代がアレだからなぁ
死んでからは勉強なんかしなくてもいいし
実火は生前に凄い勉強させられてたし、高校も凄い高レベルだったから…
あまりそういうのは利用したくないが、実火に頼ることもしなきゃな
「分かったよ、勉強もちゃんとやってやる
少しは真面目にしてやるよ」
折角学校に来てるんだ、たまにはいいだろ
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黒猫♪♪ - あの、、、続きは書かないんですか？ (2016年8月7日 13時) (
レス) id: 80ca512ce2 (このIDを非表示/違反報告)
蝶蘭 - 早く続きが読みたいです！更新待ってます。 (2016年6月28日 0時) (レス) id: ec2100ac58 (このIDを非表示/違反報告)
千差(プロフ) - 獅子王さん» ありがとうございます、これからもいい作品になるよう頑張るので応援お願いします！！ (2016年3月23日 22時) (レス) id: eb938e0fb9 (このIDを非表示/違反報告)
獅子王(プロフ) - いゃ〜、すっっっごく！面白いデス！更新頑張ってください！ (2016年3月23日 11時) (レス) id: cf45032fbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆづっち 千差 | 作成日時：2016年3月6日 16時
