私のヒーロー。【skt】 ページ3
あなたに書いて欲しい物語 より
「世界を救うのは難しい」で始まり、「だからうまく逃げてね」で終わる物語を書いて欲しいです。
_____♪#
世界を救うのは難しい。それは当たり前だろう。
ただ、私は"救われた"のだ。
救ってくれたのは隣の席の坂田くん。
虐められていた私を救ってくれた。
彼は、今では私の一番の親友なんだ。
『坂田ー!』
「あ、A!!」
「おはよう!」とニコニコした顔で私を見つめている。私も思わず表情筋を緩ませた。
_____今日って1時限目なんだっけー?
_____昨日のドラマ見た?
_____今日Aが廊下で滑る夢見たw
彼の一言一言が心に染み込んでくる。
虐められていた時期は友達なんていなかったから、坂田は高校生初めての友達。
いつしか、私は彼に依存していた_____
*
『ねぇ、なんでいつも包帯つけてるの?』
「ふぇ!?い、いやぁ……気分?w」
坂田は包帯のことを言うと、いつも話を反らす。
放課後に喧嘩でもしてるのか……?
嫌な予感がしたから、放課後、坂田の跡をつけていくことにした。
手を振って別れた後、坂田はまた校舎内に入った。
帰ってゲームするんじゃなかったんだ……
校舎裏。
いたのは私を虐めていた人達だ。
暴力を振られている。何発も、何発も、大勢で。
酷い_____。
*
はっと気が付いたら、目の前にボロボロになった坂田がいた。
「A……」
『な、なんで……』
傷だらけの腕で掴まれた。
弱々しい。いつもの元気な坂田じゃないみたいだ。
「Aのことは……何がなんでも守るから……」
「だから……だから……」
なんでこんなに息が切れているんだろう。
……見つけてしまった。
腹部が……赤く染まっている……刺されたんだ……!
そう思った瞬間、坂田の腕の中に入れられた。
「うまく逃げてね」
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柑橘みかん@crew(プロフ) - 夏姫さん» 幸運すぎて、ぶり〜w そうだよな、神曲だよな← (2020年10月10日 23時) (レス) id: 0a393c33d8 (このIDを非表示/違反報告)
夏姫(プロフ) - みーちゃんや!珍しい!しゃうたーさんはね、名曲じゃないんよ、神曲なんよ←は?(一応平仮名にした) (2020年10月10日 21時) (レス) id: 62745be506 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柑橘みかん@crew | 作成日時:2020年10月10日 17時