うどんと毒舌

36話 誤解 ページ40

勘右衛門side

勘右衛門「やばい、どうしよう、、。」
結衣「あの、尾浜さんってAとお付き合いされて
るんですか？」
勘右衛門「はい、最近付き合い初めて、、。」
結衣「え！？私すぐにおばさんとお母さんに言ってきます！
尾浜さんはAの誤解をといてあげてください！」

そう言って結衣さんは部屋からすぐ出てこのことを
話に行った。俺もAを探さないと行けないので
すぐに家から出発し、そこらじゅうを探し回った。
そして野原にたどり着くとAが座り込んでいた
その近くにいる春さんは俺の気配に気づき、近ずいてきた

春「ごめんね、、。あたしのせいでこんなことになって、。
てっきり言ってると思ったから、、。」
勘右衛門「いえ、そもそも行った俺が悪いので、。」
春「ほんとにごめんね、。Aは誤解してるから、、。」
勘右衛門「わかりました、、。」

俺はAの元に近ずいて行く。
俺は初めてAが泣いているところを見た。
俺のせいで泣かせたかと思うととてつもなく申し訳なく
なった。早く誤解をとかないとと思っていると、
気配に気づいたAが

A「何か用ですか？早く結衣の所にいったら
どうですか？私より結衣の方が好きなんですよね？」
勘右衛門「Aそれは誤解だ！俺はA一筋だぞ！」
A「でも、縁談行ってたじゃないですか。
それに私より結衣の方が素直だしかわいいし
笑顔も沢山見られますもんね、、。
私のことは気にしないで帰ってください。
結衣のそばにいてあげてください」

これは完全に俺のせいだ。縁談のことをAに
言ってなかったせいだ、、。
俺は嫌がるAの隣に腰掛ける
正直どうすれば誤解が解けるか分からない、、。
Aは一切顔をあげずにすすり泣いていた。

勘右衛門「A、俺ほんとに浮気はしてないんだ、、。
いえなかったのはその、言いづらくて、、。」
A「もう知りません！」

これは本格的にやばいと思っていると

結衣「Aー尾浜さんは何もしてないよー！」
勘右衛門「結衣さん！？」
結衣「ちょっとすいません。A？私は尾浜さんとは
なんの関係性もないよ？あのね縁談なんだけど
おばさんとお母さんがノリで決めたようなものらしいの。
だから、大丈夫だよ？尾浜さんの言ってることは
真実だよ？」
A「え、、？」

すると泣いていたAが顔をあげていた
涙の跡がくっきり残っていた

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