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32話 縁談 ページ36

勘右衛門side

はぁ、Aってほんとにかわいいなぁ!
お団子を頬張る姿がリスみたいだ!
なんて思いながら食べていると八左ヱ門がやってきた

八左ヱ門「勘右衛門探したんだぞ!」
勘右衛門「八左ヱ門どうかしたのか?」
八左ヱ門「お前宛に手紙が来てたから、渡しとこうって
思ってな!」
勘右衛門「俺宛に手紙?」

俺に手紙が来るのは珍しい。普段は滅多に来ないのだ。
不思議に思って送り主を見ると母さんからだった。
手紙の内容は"お見合いがあるから家に帰ってきて欲しい"
と言うものだった。俺は食べていた団子を喉に
つまらせそうになり何とか飲み込んだ。

A「先輩?どうかしたんですか?」

お団子を食べて機嫌が良くなったAがこっちを
見てくる。まさか自分に縁談が来たと言えるはずもなく

勘右衛門「えっとちょっと驚いただけだから!大丈夫!
俺これから行かなきゃ行けないところあるから
行ってくる!」
A「?そうですか。それじゃ私もお姉ちゃんを
追い出してくるので行ってきますね。では」
八左ヱ門「俺も勘右衛門に手紙渡したから行くよ!
じゃあな!」

2人はそれぞれ来た道を戻って行った
俺はこんな縁談受けるつもりは到底ないので
着いたらお断りする予定だ。
早速身支度を終えると俺は家に帰って行った。

勘右衛門「久しぶりに帰ったなぁ」
母さん「勘右衛門おかえり!縁談のこと聞いた?」
勘右衛門「母さん!ただいま、、。」

俺は久しぶりに母さんの顔を見た。
上級生になってから課題とか実戦とかで忙しかったので
中々帰ることができずにいた。なのでかなり久しぶりに
親の顔を見ることになる。

勘右衛門「母さん、縁談のことなんだけどお断りを、、。」
母さん「その縁談なんだけどね!その子照れて来てないのよ!
縁談がすごくいやらしくてね、来るのに時間かかる
かもなの。だから少し待っててくれる?」
勘右衛門「えっと〜わっわかりました、、。」

やばい、、!断ったらそのまま帰るはずだったのに
帰りずらくなった、、!半分自分のせいだけど←
仕方ないから相手の人にお断りをしておこうと思っていると

母さん「あら。山本さん!お待ちしておりました!」
山本「どうも。ほら結衣?ちゃんと挨拶しないと?」
結衣「こっ、こんにちは、、。」
母さん「こんにちは!とっても可愛いですね!」
勘右衛門(何となくだけどAに顔が似ている?)

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スイちゃんのご友人です! - 可愛いね。尾浜と夢主ちゃん尊い三c⌒っ.ω.)っ シューッ (2023年2月6日 11時) (レス) @page3 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんのご友人です! - うわ、(゜ω゜)やば〜 (2023年2月6日 11時) (レス) @page3 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 尾浜君と夢主ちゃん本当にお似合い (2022年5月5日 21時) (レス) @page42 id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
カエル - 上手くできてはいないかもですが楽しんでいただけたら幸いです! (2022年5月4日 13時) (レス) id: 1792764893 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カエル | 作成日時:2022年4月30日 15時

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