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玖拾 ページ40

善逸&獪岳
獪岳「変わってねぇなあ
チビでみすぼらしい軟弱なまんまでよ
柱にはなれたのかよ?なあおい善逸
壱ノ型以外使えるようになったか?」

善逸「適当な穴埋めで上弦の下っぱに入れてのが随分嬉しいようだな」

獪岳「へぇハハッ!!
言うようになったじゃねぇかお前…」

善逸「何で鬼になんかなってんだ?」

獪岳「ははっお前には…」

善逸「雷の呼吸の継承権持った奴が何で鬼になった
アンタが鬼になったせいで爺ちゃんは腹切って死んだ!!
爺ちゃんは1人で腹を切ったんだ介錯もつけずに
腹を切った時誰かに首を落として貰えなきゃ長い時間苦しんで死ぬことになる
爺ちゃんは自分で喉も心臓も突かず死んだ
雷の呼吸の使い手から鬼を出てたからだぞ!!」

獪岳「知ったことじゃねぇよ
だから?何だ?
悲しめ?悔い改めろってか?
俺は俺を評価しない奴なんぞ相手にしない
俺は常に!!どんな時も!!
正しく俺を評価する者につく
爺が苦しんで死んだなら清々するぜ
あれだけ俺が尽くしてやったのに俺を後継にせず
テメェみないなカスと共同で後継だと抜かしやがったクソ爺だ
元柱だろうが耄碌した爺に用はないからなハハハハ」

善逸「……フッははっ
爺ちゃんは耄碌してねぇよ
俺がカスならアンタはクズだ
壱ノ型しか使えない俺と壱ノ型だけ使えないアンタ
後継に恵まれなかった爺ちゃんが気の毒でならねぇよ」

獪岳「テメェと俺を一緒にするんじゃねぇ!!」

玖拾壱→←捌拾玖



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作者名:り。 | 作成日時:2021年2月7日 14時

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