捌拾漆 ページ37
童磨「あれ?毒分解できちゃったみたいだなぁごねんねぇ
せっかく使ってくれたのに
その刀鞘にしまう時の音が特殊だね
そこで毒の調合を変えているのかな?
うわーーっ楽しい!!
毒を食らうのって面白いね
癖になりそう
次の調合なら効くと思う?
やってみようよ」
しのぶ「…そうですね
いいですよ
まあこのあたりまでは想定内ですから」
ヒュン
童磨「うーん五回目
これも駄目だね効かないや
どんどん効かなくなってくるね
あと何回毒を調合できるのかな
ああ息がもう続かない?
汗が凄いな大丈夫?」
これが…上弦の強さ
悉く毒が効かない
耐性がつくまでの早さが異常だ
童磨「肺胞が壊死してるからつらいよね
さっき俺の血鬼術吸っちゃったからな」
凍てついた血を霧状にし扇で撒布する…
呼吸すること自体に危険を伴う
連撃で大量の毒を打ち込む
チャッ
蟲の呼吸 蜻蛉ノ舞 複眼六角
ブシャッ
童磨「いやあ君本当に速いね!
今まで会った柱の中で一番かも」
バッ
斬ら…れた…!!
ドッ
童磨「毒じゃなくて頸を斬れたら良かったのにね
それだけ速かったら勝てたかも
あー無理かあ
君小さいから」アハハ
なんで私の手はこんなに小さいのかなぁ
なんでもっと身長が伸びなかったのかなあ
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作者名:り。 | 作成日時:2021年2月7日 14時