漆拾 ページ20
あの後しのぶちゃん結構泣いてたよ
1人で頑張ってたんだね
私がもっと強くならないとね
今日は無一郎のところ行くんだったよね
『無一郎ー』
無一郎「あ、A!」
『どう?調子は』
無一郎「まだあまり来てないよみんな」
『そうだよね見ればわかる』
無一郎「つまらないよ」
『まあまあこの後たくさん来るから待ってて』
無一郎「そうだけどさ毎日毎日人があんまり来ないんだよ」
『そんなにこと言ったら私のところに来る人なんているかってレベルだよ』
無一郎「そっかAのところに行く人もいるかもしれないんだ…」
『無一郎?とんでもないこと考えてないよね?』
無一郎「なんの事?」
『うん、その顔考えてるよね
まあいっか程々にね』
無一郎「うん」
『この後暇だしちょっとだけ見ていこうかな』
無一郎「ほんと?!」
『うん』
モブ男1「Aさんが見てるらしいよ」
モブ男2「かっこいいところ見せないと」
うん、丸聞こえです
あと隣で静かに怒らないで無一郎
無一郎「ね、君たちそんなことどうでもいいから早くやってくれる?
Aにかっこいいところ見せたいんだったらもっと強くなったら?
もしかして君たちそれでAと手合わせするとか言わないよね?」
モブ男1「ヒィィィーーー!」
『ちょっと無一郎もっと優しく
ごめんね君たち気にしないでぇ頑張ってね
私のところに来てくれるの待ってるね
じゃあ無一郎お邪魔したね
私はそろそろ行くよ稽古頑張ってね』
無一郎「もう少しいればいいのに」
『みんなの様子とかみないとだからね』
無一郎「じゃあまた来てね」
『うんまたね』
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作者名:り。 | 作成日時:2021年2月7日 14時