セクハラですか？先輩【センラ】

27話 ページ27

貴方side

…私、断ったよね。なのになんで、

この並びになった…

坂田 浦田 貴方 センラ 志麻

センラ｢？どないかした？｣

貴｢あ、床とかでも…良かったんですけど｣

浦田｢えっ女の子を床で寝かせたら男じゃなくなる｣

貴｢あ、え、そうなんですね。｣

志麻｢足綺麗｣

貴｢えっ…｣

志麻さん…もうただのへんたいです。

坂田｢へんたいやん｣

志麻｢ひど｣

貴｢…あの、私なんかに優しくしてくれてありがとうございます。｣

センラ｢なんかじゃないやろ｣

貴｢はは、なんかですよ。｣

私は、 生きる価値も無いんだろうな…

浦田｢Aちゃんの親ってどんな？｣

貴｢あ、私のお母さんはあんまり体が強くなくて良く入院してます。元気な日は良く一緒にお菓子作ったり料理したりしてくれます。お父さんは…結構過保護で武道を私にやらせたり私の事をすごく大事にしてくれました｣

浦田｢いい人なんだね｣

貴｢はい！でも、あいつは自分が1番の最低な奴です。｣

志麻｢…そっか｣

坂田｢あの、弟は？｣

貴｢こう…ですか？こうはあいつが来る前にお母さんが、言い方はあれですけど拾ってきたんです。だからこうとは血の繋がりがありません｣

センラ｢そうなんや…｣

貴｢…はい｣

センラ｢A、明日も仕事やろ？寝よか｣

貴｢あ、そうでした…お、おやすみなさい｣

センラ｢おやすみ｣

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