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選手の皆さんが去っていき誠也くんと２人。
「あ､さっき飲み物くれた人…」
誠也「野村さんだよ」
「ちゃんとお礼したいけどもう会えないよね…」
誠也「俺が伝えておくよ。それか…入る？」
と､誠也くんは扉を指さす。
「えっ､それは迷惑だよ。試合前だし邪魔したくない」
誠也「じゃあ……」
誠也くんは着ていた«51»の白いユニフォームを脱いで､
赤いアンダーシャツだけになる。
「どうしたの？」
誠也「今日､観戦してくれるんでしょ？」
と私がずっと手に握っていたチケットを見る。
誠也「これ着て､ちゃんと見てて。」
今まで避けてきて､当然の事ユニフォームを持っていない私の
肩にユニフォームをかけた誠也くん。
「え、今から試合なのにユニフォーム…」
誠也「大丈夫､まだ替えがあるから。
…試合終わったらここで待っててくれる？」
私はとにかく頷いた。
誠也「連絡する！」
と嬉しそうに走って行った誠也くん。
私も急いで球場に入りお父さんを探した。
父「Aー！」
大声で叫ぶ父。
昔はこれですら嫌だった。
けど嫌じゃない。
「もう飲んでんの？」
父「やっぱり球場で飲むビールは１番うまい。
……そのユニフォームどうした？」
すごい間があいて聞いてきたお父さん。
「ちょっとね」
父「これちょっと違うやつじゃないか？」
話すと何かと面倒だから無視を貫いた。
試合が始まってしまうと忘れた様に応援をするお父さんだった。
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ひとみ(プロフ) - はるさん» 読んで頂いて本当にありがとうございます！少しかかりそうですがこちらが完結しましたら龍馬君のお話も是非つくらせてください！よろしくお願いします^^ (2017年5月5日 2時) (
レス) id: b330133501 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - すっごい面白いです！私もカープファンなので、もう色々想像しすぎて一人でニマニマしてます！お時間があれば西川バージョンも作ってほしいです！図々しくてごめんなさい(⌒-⌒; )これからも楽しみにしてます！！！ (2017年5月3日 18時) (レス) id: 463ef239b6 (このIDを非表示/違反報告)
ひとみ(プロフ) - ロイルークさん» ありがとうございます(‥;) (2017年4月24日 19時) (レス) id: b330133501 (このIDを非表示/違反報告)
ロイルーク(プロフ) - すごい面白いです！自分もそんなは面白い話が書きたいですw (2017年4月17日 22時) (レス) id: 080b347671 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひとみ | 作成日時：2017年4月16日 13時
