SEVENTEENの愛されヌナはクプスキラー #2

＊ Special ページ45

You side


アンコールって本当に楽しい。


いつもならいろんな国を飛び回ってライブをやってるけど、今はそれができない。


アンコールは現地の人とたくさん遊べるし、言語なんて関係ないから。



楽しいコンサートも終わりを迎える。


最後の挨拶の時、メンバーを抱きしめると愛を感じる。



「ディノヤー…スングァナー…」



弟達から友達、大切な人まで


一人一人愛を与え、愛をもらう。



前にハニが言ってた「ライブ終わり、家族にキスする」話を聞いてから、私も何か取り入れようと始めた。


ハグはストレス解消にもなるそうです、一石三鳥。



「クプスヤー…」

SC「ちょっと待って、まだそのままで」



マイクを通さずにスンチョルはそう言った。

素直に腰に腕を回したまま「いいよ」と言われるまで待った。



私の首にはネックレスがかかっていた。

なかなか粋なプロポーズの仕方、スンチョルらしい。



SC「A」


大好きな声に名前を呼ばれると、思わず涙がこぼれ落ちる。


あまりにも突然の出来事に、崩れ落ちそうになったところをハニが支えてくれた。




SC「俺の人生に現れてくれてありがとう。これからももっと忙しくなると思うけど、2人の思い出もたくさん作っていきたい。絶対幸せにします」



断るなんて選択肢は最初からなかった。


私の人生は生まれた時からこの人と生きる運命だ。


こちらこそ、私の人生に現れてくれてありがとう。



「よろしくお願いします」



こんなに幸せになっていいのかな。

だけどどんな不幸が待っていても、あなたとならきっと乗り越えられる。

胸ギュンギュンしたカラットランド2021【ペンブログ】→←＊

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す