＊ Special ページ45
You side
『皆さん、お久しぶりです！SEVENTEENの女神Aで〜す』
待ちに待ったオンラインコンサートの日。
私たちのために時間をくれたCARATを楽しませたい
この一心で、今日もステージに立った。
そんなライブで事は起こる。
あのワインレッドのドレスに着替えてステージに上がった時、その場には私しかいなかった。
確かに、リハは完璧にやったし、このタイミングで着替えてステージに上がるって構成に書いていた。
考えたくないけど、間違えた…？
照明があたってすぐ、スンチョルを筆頭にメンバーがステージに上がってきた。
よかった、間違ってなかった。
スンチョル以外のメンバーは私よりも後ろに並んでいるのに、彼だけは私の方に向かって歩いて来た。
そして話し始めた。
SC「今こうやって時間を取ってもらったのは、俺が今日Aに伝えたいことがあるからです。…この26年という長い年月の中で、いろんな場所に行って、たくさん思い出をつくって、家族以上に同じ時間を一緒に過ごした。生まれた時から今までこうして同じ道を歩いているのも、自惚れてるって思われるかもしれないけど『運命』なんじゃないかなって、そう思ってます。きっとこれから先も、同じ時間を過ごしていくと思う。その中で俺は、Aの恋人として生きていきたい。絶対幸せにするから、俺の『運命の人』になってくれませんか」
あまりにも急で、一瞬思考が停止した。
同時に嬉しくもあった。
過去にインタビューで、「もしメンバーに告白されるならどんなシチュエーションがいい？」って聞かれた時に「CARATに隠し事はしたくないので、ステージの上」と答えた記憶がある。
何年も前の話なのに、覚えてたの？
目の前にはいつも以上に真剣な表情で私を見つめる彼だけがいる。
自然にスっと背筋が伸びた気がする。
もし私の隣にスンチョルがいなかったら、なんて考えてみたこともないし、想像がつかない。
それくらい、私にとって彼は大きな存在なんだと改めて思う。
うん、今まで苦楽を共にした彼ならきっと大丈夫
「……ありがとう」
SC「うん、」
「私でよかったら、よろしくお願いします」
SC「嘘…本当に？」
子供の頃から何度もしたことがあるハグも、今は少し恥ずかしく感じる。
SC「俺、今1番幸せだと思う」
マイクを通さずに私にだけ、ぽつりと呟いた。
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rei.(プロフ) - 温かい牛乳さん» お返事遅くなりすみません！どのようなストーリーですか？ (2021年2月22日 23時) (
レス) id: 7d0e72b75e (このIDを非表示/違反報告)
温かい牛乳 - 新しい小説のリクエストってありですかーー？ 小説も全部読ませていただきました！どハマり中です！ (2021年2月12日 7時) (レス) id: 8d0aeb07a1 (このIDを非表示/違反報告)
ぴっこりーのじみー(プロフ) - スンチョルがイケメンすぎる、、、、 (2021年1月25日 1時) (レス) id: 67de14ac92 (このIDを非表示/違反報告)
るーら - 酔った紅一点がスンチョルを誘惑（紅一点の意識はほぼない）的なことをして、スンチョルが一線を越えないように耐えるっていうようなのが見たいです！ (2021年1月17日 10時) (レス) id: 0818aeb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - まだまだスンチョルの嫉妬やイチャラブが見たいです！ (2021年1月16日 23時) (レス) id: 7457195357 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rei. | 作成日時：2020年11月1日 23時
