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30話 ページ32

……柱って何?
私の中では家を支えるアレしか思い浮かばないのだが。
「…ここは鬼殺隊の本部です。あなたは今から裁判を受けるのですよ、竈門炭治郎くん」
混乱する炭治郎くんに胡蝶さんが言う。
裁判?禰豆子ちゃんを連れていたことについてか

「裁判の必要などないだろう!鬼を庇うなど明らかな隊律違反!我らのみで対処可能!鬼もろとも斬首する!」
「ならば俺が派手に首を斬ってやろう。誰よりも派手な血飛沫を見せてやるぜ。もう派手派手だ」
「ああ…なんというみすぼらしい子供だ可哀想に……生まれてきたこと自体が可哀想だ」
酷い言われようだなオイ。
てか派手な人本当に派手が好きなんだね、よく伝わった

殺してやろう、うむ、そうだな派手にな、と勝手に処罰を決める人達。
なんですか処罰が先で判決は後ですってか?
「お前…柱が話をしているのにどこを見てる」
え、柱って人間?この人達のこと?
「この方達は鬼殺隊の中で最も位の高い九名の剣士だぞ」
柱って…位の名前だったのか。
丁寧にも黒子の人が説明してくれた。
というか、え?今最も位の高いって言った?
やばくない?かなりやばいのでは?
私は自分の置かれた状況を再確認する。
待って思った以上にやばかった
確かに目の前の人達オーラ凄いし強いだろうと思ったけど、まさかトップなんて聞いてない

私が同様していれば唖然としていた炭治郎くんが辺りを見回す。
「…禰豆子!禰豆子どこだ!善逸…伊之助…村田さん!」
そうだ禰豆子ちゃん!
箱も見当たらない、まさか…この柱たちの反応を見る限り大丈夫だとは思うが……!

「そんなことより冨岡はどうするのかね」
『!』
初めて聞いた声に顔を上げる。
誰だ?気配が気づかなかった…
「拘束もしていない様に俺は頭痛がしてくるんだが。胡蝶めの話によると隊律違反は冨岡も同じだろう。どう処分するどう責任をとらせるどんな目に合わせてやろうか」
声がするのは木の上から。
見上げれば、そこには木に横になり蛇を肩へ乗せた人がネチネチと話していた。
うっわあの人ずっとあそこに居たの?
というか蛇!
この時代に蛇使いなんていたんだね
「なんとか言ったらどうだ冨岡」

…しかし答えない冨岡さん。
みんなの注目が集まったが、相変わらずのすました顔でどっか見てる。
ぼっちで居たのは嫌われてるからかと思ったけど、彼が隊律違反をしたため誰も近づいてなかっただけだったのか
……まあ普段から無口っぽいし、ぼっち極めてそうだけど(個人の感想です)


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まどろみ(プロフ) - 猫宮さん» ありがとうございます!! (2019年11月24日 17時) (レス) id: ec3dea80f5 (このIDを非表示/違反報告)
猫宮 - こーいう作品大好き!かまぼこ隊も大好き!最高! (2019年11月14日 17時) (レス) id: a4825ec2c2 (このIDを非表示/違反報告)
まどろみ(プロフ) - kori1224さん» ありがとうございます!ゆっくりですが毎日更新目指しますね! (2019年9月28日 8時) (レス) id: ec3dea80f5 (このIDを非表示/違反報告)
kori1224(プロフ) - こう言う作品好きです!更新頑張ってください!!! (2019年9月25日 22時) (レス) id: 6a27cb7555 (このIDを非表示/違反報告)
まどろみ(プロフ) - あんこさん» ありがとうございます!その言葉だけで更新頑張れます! (2019年9月9日 15時) (レス) id: ec3dea80f5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まどろみ | 作成日時:2019年8月29日 21時

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