○のお嬢〜１３〜

Ｎｏ．４３４ ページ4

貴方side




村「ほれ！行くで！」

貴「はぁい！」



今日はうちの組が管理してる会社にお父さんの代わりに顔出しに行くの！



会社を移転したからそのお祝いにちっちゃいパーティーを開くらしい


とりあえずパーティーに顔出して社内の案内してもらって早く帰ろ〜


車の中にはもちろんみんなも乗ってて


安「なぁなぁこのリップ可愛ええ！」

貴「でしょ？これ里奈がオススメしてくれたんだよ」

丸「ふふ笑プルプルやねぇ？」

貴「侯くんにつけたらもっと･･･」

横「付けへんで笑」

貴「もう！早い！」

村「もう着くで？」

貴「はぁい」



よし！スイッチ切りかえてこ〜



車が止まってドアを開けようとすると



ｶﾞﾁｬ



先に亮が外からあけてくれて


錦「お嬢」

貴「？？」

安「手やで」ｺｿ

貴「そっか･･･」


亮に差し出された手を握るとそのままゆっくり立たされる



社長「最神様！お待ちしておりました！社長の足立と申します！どうぞこちらへ」


社長が先頭で私の後ろに7人が着いて歩いてて


社員「･･･」

社員「･･･」

社員「･･･」



チラッと後ろを見てみると



全「･･･」


うわぁ･･･怖ぁ


みんな険しい顔で･･･めっちゃ柄悪い笑


初めて見る人はこの人たちが家でダラダラとは思わないんだろうなぁ･･･


渋「お嬢」

貴「？」

渋「歩くの遅い」

貴「!?」


ぼーっとしてたから7人と一緒に歩いてるみたいになってる笑


社長「大丈夫ですか？」

貴「は、はい！大丈夫です」

大「ふふ笑」



誰や！今笑ったん！



大「･･･」ﾌﾟｲ



あいつだ･･･


くっそぉ･･･後でしばく



会場に入ると一斉に視線が集まる



社員「･･･綺麗」

社員「ボディーガードかな？」

社員「違うでしょ･･･でもかっこいい･･･」



席まで案内されて8人で席に座らされる


隣は信ちゃんと隆平


大「なぁヤス？これ食べてええ？」

安「んーまだやと思うなぁ」

大「そのお肉食べてええ？」

安「後でな？」



はぁ･･･会話が小学生並なんよなぁ･･･


村「静かにせぇ･･･ホンマにもぉ」

貴「ふふ笑引率してるお母さんだね」

村「ホンマに勘弁して欲しいわぁ笑」

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