∞のお嬢〜１４〜

Ｎｏ．５１９ ページ49

横山side



待って･･･めっちゃ見られてる


ちょっとどっくんの方を見るとやっぱりどっくんも違和感を感じとるっぽい


大「ちょ、なんで見られてるん」ｺｿ


大倉がイヤホンに聞こえるように言ってくる


横「知らんて」


なんや？なんか変なところでも･･･



あぁ！


そういう事か笑


横「どっくん？大倉？」

錦大「？？」

横「この会社にこんなイケメンたちが居ったんか？って･･･目立っとるわ」

錦「えぇ!?どうするん!?」

大「とりあえず･･･手振っとく？」

横「なんでやねん笑･･･まぁそのまま堂々とエレベーターに乗ってや」



女1「あのぉ･･･どこの部の方ですか？」


え!?


大「えっと･･･」


俺は先頭を歩いてるから後ろは振り向けない


頼む大倉！1人で乗りきってくれ！


イヤホンから聞こえるのは大倉のめっちゃ焦ってる声


大「け、経理部！」


それいけんのか!?どうすんねんその人が経理部やったら！


女1「そうなんですね！でも経理部って･･･」


錦「大倉！･･･あっ何か話してた？」


どっくん!?


大「いや、別に･･･」

錦「ごめんな？今日から本社に移動になってん！」

女1「そ、そうだったんですね！」


錦「ほな俺ら行かなアカンから！」


どっくんが大倉の腕を引っ張ってエレベーターまで連れてくる


どうにか乗り込むと


大「ふ、ふぅ･･･ビビったぁ･･･亮ちゃんありがとう」

錦「あっぶなぁ笑ちょっと！横山くん！」

大「そうやで！横山くん！全然助けてくれへんやん！」

横「ごめんて笑」

大「うわぁ狡山出とったで？」

錦「狡山出とったな笑」

横「しゃあないやろ！俺が戻って助ける訳にも行かへんやろ」


でもホンマに･･･危なかったなぁ笑


どうにか最上階に着くと先に着いとった4人が居った


横「よし･･･計画通りやな」


俺らの目の前にはまぁ会社員とは思えないような奴らが立ちはだかってて

丸「なぁ？もうやってええの？」

錦「よっしゃ！ここからやな！」

渋「ｶﾁｬｶﾁｬ･･･」

横「すばる？あんまり撃ちすぎんなよ？」

渋「大丈夫や･･･ちゃんとサイレンサー付けとる」

村「面倒くさいのぉ･･･」

大「えぇこれ何人居んのぉ？･･･疲れる前に終わらせてや？笑」


こっから社長室までもうすぐや･･･

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