∞のお嬢〜１４〜

Ｎｏ．４８９ ページ19

貴方side



隆平と忠義が居なくなった



連絡がつかない事から拉致られたって考えた方がいいね


神「こっちのカメラには映ってないですね･･･」

安「こっちにも映ってないわ」

神「裏口も･･･ないです！」


安「外には出てないからこの社内のどっかやと思う！」

神「他の社員を顔認証したらその2人以外は全員退勤済みです！」



横「よし･･･ほな全員で手分けして探すで！」


手分けするって言っても･･･この会社･･･


なぜだか高層ビルなんです･･･


最上階が60階だから･･･

2人1組って考えたら･･･1組だいたい9階から10階!?


でも･･･やるしかないよね･･･



私たちは40から49を任された



50〜60 渋重
40〜49 錦濱貴
30〜39 安神
20〜29 村桐
10〜19 小藤
1〜9 横中


濱「よし！行きましょ！」

錦「お嬢？危ないと思ったら逃げるんやで？分かった？」

貴「分かってる」


そう･･･何が問題って隆平が捕まってるってこと

隆平が捕まるってことは相当相手が強い時か油断してた時･･･でこの会社内で油断するとは考えられないから相手が手練だったってことね



とりあえず49階の一番端の部屋から

登ってくと辛いからね



ﾊﾞﾝ!


錦「ちょ、お嬢先行ったらアカンって！」

貴「なんでよ」

錦「どうすんねん！ホンマに敵おったら！」

濱「ふは笑Aちゃんって結構破天荒っすよね笑」

貴「( -᷅_-᷄ ๑)」


ﾊﾞﾝ!


ﾊﾞﾝ!


･･･


全然居ないじゃん！


まぁまだ1階分しか見てないしね



次〜


48階

･･･

47･･･46･･･45


貴「ちょ、ホントにいるのこれ」

錦「まぁ俺らの階に居るとは限らんからな笑」

濱「じゃんじゃん行きましょ！」

錦「若いな笑」

濱「そっすか？笑」



あれ？


あの休憩スペースにいるのって･･･


貴「原さん？鈴木さん？」

原鈴「最神先輩？」

貴「まだ残ってたの!?」


急いで2人に駆け寄る


濱「ちょｯ」

錦「は？」



貴「この子達はここの新入社員の子で･･･えっと」


てか･･･ここにいたら2人も危ないんじゃん？


そうだよ･･･早く逃がさなきゃ


貴「原さん鈴木さん！ここ今ちょっと危険だから急いで外でれる？」

原鈴「･･･危険？」

貴「そう危ｯ」



濱「Aちゃんｯそいつらｯ！」

錦「お嬢！離れて！」



ｯ!?


急に首に冷たい金属が触れる


濱錦「ｯ･･･」



貴「原さん？鈴木さん？」


原「はは笑まだ私達を新入社員だと思ってるわけ？笑」


濱「さっき神ちゃんが2人以外帰ったって言うとったのにｯ･･･」

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