∞のお嬢 (ページ5)

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Ｎｏ．５ページ5

横山side

はぁ･･･散々お嬢に嫌い嫌い言われてもうメンタルズタボロや･･･

毎日逃げ回るし･･･そんなに俺のこと嫌いなんかな

剣道が嫌なんか･･･

布団の中でそんなことを考えてたらいつの間にか寝てた

ｶﾞﾁｬ

急に部屋のドアが開いた

誰や？

ドアの方に背を向けて寝たのがアホやった

誰だか見れへん

どんどん近づいてくる

静かになったと思ったら

ﾋﾟﾄ

背中に何かがくっついた感覚

貴「侯くん･･･」

横「えぇ!?お嬢!?」

貴「ごめん･･･起こした？」

横「いえ･･･まぁ」

振り向こうとすると

ｷﾞｭｰ

背中に引っ付いてくる

横「どうしたんですか？」

貴「うぅ･･･泣」

え！泣いてる･･･

横「なんかあったんですか？」

貴「今日･･･いっぱい侯くんに･･･嫌いって言っちゃった泣」

横「え･･･そんなことですか？」

貴「ごめんなさぃ･･･」

罪悪感で寝れへんくなったんか笑

ほんま可愛ええ///

無理やり振り向くとビックリしたのか固まってる

涙を拭ってあげる

貴「侯くん･･･嫌いじゃないよ？」

横「分かってますよ笑」

抱きしめてあげて

横「俺は何を言われてもお嬢のこと大好きですよ」

貴「侯くん･･･大好きいつもありがと」

お嬢が俺のお腹に抱きついたまま動きが止まった

おい･･･嘘やろ

この体制で寝たん？

貴「侯くん･･･ふふ」

なんかよう分からんけど可愛ええからええわ

そのまま俺も眠りについた