∞のお嬢 (ページ33)

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Ｎｏ．３３ページ33

村上side

休憩を取るようにヤスとヨコに説得されて自分の部屋で布団に入ろうとした時

ﾊﾞﾀﾝ!

横「ヒナ！お嬢が目覚ましたで！」

よかった･･･ほんまに良かった･･･

お嬢の部屋にみんなで行くと

安「･････････」

ヤスが呆然と立ってた

ベッドを見れば本当にお嬢が起きてて

貴「すみません･･･こんなに沢山の方々に迷惑かけてしまって･･･」

なんなん･･･その喋り方

めっちゃ他人行儀やないか･･･

横「ヤス？どしたん？」

安「･･････泣」

え？

錦「ちょ･･･ヤス？なんで泣いてるん？」

安「･･･お嬢が･････････」

は？

俺らのこと忘れたやと？

貴「あの･･･ここってどこですか？･･･そのお嬢ってなんですか？」

全「･･････」

みんなビックリしすぎて反応できない

大「･･･ホンマに･･･言うてるん？」

錦「なぁ･･･ホンマに忘れちゃったん？なぁ！」

とお嬢の両肩を掴む

貴「ﾋｯ！･･･すみません･･･すみません･･･やめてください･･･嫌だ」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

錦「え？･･･なんかごめん汗」

なんで怯えてるん･･･

貴「すみません･･･一旦1人にしてもらってもいいですか？」

聞き慣れてる声で聞き慣れない敬語を使って言ってくる

横「みんな･･･一旦出よう」

みんな外に出ると

渋「なんでや？･･･なんで忘れんねん！」

丸「･･･ひとまず普通に接してあげないと1番わかってないお嬢が1番可哀想やって」

安「どうにか記憶が戻るように協力せな！」

大「待って･･･本当に思い出させてええんかな？」

村「お前何言って･･･」

大「やって記憶を無くしたのって忘れたいことがあったから体がそうさせたんちゃうん？」

錦「確かに･･･」

あんな男達に汚された記憶なんて忘れたいに決まってる

村「でも･･･思い出してもらわんと」

大「やから！･･･それがお嬢のためになるん？」

渋「･･･まぁ今すぐ記憶が戻るわけやないからひとまず元気になってもらわな」

全「･･････」