∞のお嬢

Ｎｏ．２４ ページ24

村上side







最近忙しい･･･


同盟組んでる組で破門が起きそうでそれを抑えるのに手一杯･･･






そう言えばお嬢のお昼作るん忘れとったわ





お昼を作って机に並べる




そしてお嬢を呼びに部屋に行く




ｺﾝｺﾝ



村「お嬢〜お昼ご飯できました〜！」



･･････



あれ？おらんのかな？




村「入りますよ？」



中を見ても誰もいない




誰かの部屋やろか･･･





まぁ行くなら年下組か




村「ヤス〜！」

安「なにぃ？今ちょっと手離せへんのやけど･･･」

村「おぉすまん･･･お嬢見てへんか？」

安「見てへんよ？おらんの？」

村「あぁ･･･どこいったんやろ」






そのあとも大倉と丸と亮にも聞いたけど知らんかった



一応ヨコとすばるにも聞いたけど誰も知らんって･･･




1人で屋敷から出るのは禁止しとるから出てへんはずやねんけど･･･



一応外に出れるドアを確認しとく



表に立ってる組員にも


村「お嬢見てへんか？」

組「見てません！」




裏口のドアを確認しに行くと







ｶﾞﾁｬ





開いてないはずの鍵が開いてる･･･





まさか･･･






外出た？









一応お嬢の携帯に電話をかける



けど



プープー



無機質な音が鳴り続く




幹部のみんなに伝えて全員で必死になって周辺を探す




ホンマにどこにおんねん！




思い当たる所を手当たり次第に探してく





村「どこやねん！ホンマにこんな大変な時に！」




2時間くらい探し続けても全然おらん



１回屋敷に帰るとみんな集まっとった




渋「居ったか？」

村「おらんわ！」


安「もしかして･･･あそこちゃう？あの･･･」

丸「夕日見えるとこ！」

安「そう！そこ！」




もう残りはそこしか思い当たるところがない





横「行くで！」





7人でそこに向かう･･･







ホンマにいい歳してみんなに心配かけよって！

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