忘れもの ページ7
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久しぶりの 休日 。
祐基くん は トレタリの撮影 だから
1人で まったり するつもりだった 。
「 A！ スマホ忘れた！ 持ってきて！ 」
稜雅くんからの 電話に 吃驚して出ると
聞きなれた声 。
私は 二つ返事 で すぐに 服を着替えて 家を出た 。
「 フジテレビ だよね … 」
ドジっ子担当 な だけあって 祐基くん が スマホを忘れるのは 初めてではない 。
ビジネスキャラ ではないことが 目に見える 。
そして 何度か入ったことのある フジテレビ 、 超特急 の 楽屋 。
── ｺﾝｺﾝ
「 失礼 しまーす 」
「 あ ！ Aやん ！ 」
「 久しぶり 〜 」
ドアを開けたら テーブルで スマホをいじっていた 晃一くん と 海くん が いた 。
「 久しぶり ！ 祐基くん 達は ？ 」
「 ジュース 買いに行ってる 」
「 そろそろ 戻ってくるっしょ 」
きっと 寝起きの 拓弥くん と こちらも スマホ を 弄る 稜雅くん が ソファに並ぶ
「 まぁ 座りぃや 〜 」
隣の椅子を引いて ぺちぺち 合図する 晃一くん の 隣に座った 。
すると
「 ただいまーーー あ！ A ！ 」
「 わぁぁあ Aちゃん！ 」
「 今日も 可愛ええなぁ 」
3人が 戻ってきて 一気に賑やかになる 楽屋 。
「 はい 、 スマホ 」
「 ありがとう ！ 助かった 〜 」
「 ドジたよねぇ 祐基は 〜 」
「 ホントだよねぇ 」
「 佑亮 A 酷いよ ！ 」
「 正論 だろ 」
「 んも 〜 拓ちゃん！ 」
「 アヒャッヒャ 」 (
せっかくの 休日 でも
この 輪の中で過ごす 休日 は
豪華 だ … なんて思って 頬が緩んだ 。
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作者名：薺 … ◎ | 作成日時：2017年4月8日 22時
