紫耀side ページ44
信号待ちしてると、隣から聞こえてくる安らかな寝息。
チラッと見ると、廉は深い眠りについていた。
心做しか少しだけ、顔色が悪い気がする。
早く診てもらおうと思って、急いで車を走らせた。
廉が起きないまま病院に着いて、病院の駐車場に車を止めた。
紫「廉、着いたよ」
廉「んぅ…」
廉の目がゆっくりと開かれて、俺を捕らえた。
廉「着いたん…？」
紫「うん。具合悪いとかある？」
廉「少しだけ悪いかも…」
紫「そっかぁ。早く行って診てもらおう」
廉「うん…」
車から降りると、廉をおんぶして病院の中に入った。
芸能人ということもあり、個室で診てもらえることになった。
看護師さんに案内されて入った個室には、脳震盪になった時に診てくれた先生が居た。
先生「この前振りですね」
紫「そうですね！この前はありがとうございました！」
先生「いえいえ。それで、今日は？」
紫「脳震盪の後遺症で、頭痛とかめまいが酷いみたいで…。今日の朝になったら少しだけマシになったらしいんですけど、薬局で買った薬を飲んで朝ごはんを食べたあと、酷くなったみたいなんです。後、さっき車の中で吐いちゃって…具合も悪いって。薬、効いてないんですか？」
先生「んー…廉くん、テレビとか見たりした？」
先生にそう聞かれると、俯きながらこくりと首を縦に振った。
先生「それが原因ですね…」
紫「どういうことですか？」
先生「多分、脳がまだ休めてないんです。その状態でテレビとかスマホを見てると、幾ら薬を飲んでも治るものも治りませんよ」
紫「じゃあ、それを見なかったら大丈夫なんですか？」
先生「はい。頭痛もめまいもなくなってくると思います」
紫「そうなんですね…」
先生「頭痛とめまい止めの薬は、こちらで出しておきます。頭痛とめまいが治るまで、安静にさせてあげて下さい」
紫「分かりました！ありがとうございます！」
先生「薬を渡すので、ちょっと待ってて下さいね」
先生にそう言われたから、その場で待つことにした。
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マイ。(プロフ) - れーんさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！これからも更新頑張るので、応援よろしくお願いします！ (2020年10月4日 16時) (
レス) id: de53883f34 (このIDを非表示/違反報告)
れーん - 楽しく読まさせてもらっています(･･;)更新頑張ってください！ (2020年10月3日 19時) (レス) id: ee09218f36 (このIDを非表示/違反報告)
マイ。(プロフ) - 琴音さん» ありがとうございます！応援嬉しいです！更新頑張りますので、これからもよろしくお願いしますね！ (2020年9月29日 7時) (レス) id: de53883f34 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - 更新楽しみにしてます！頑張ってください (2020年9月28日 20時) (レス) id: f045f584b3 (このIDを非表示/違反報告)
李 - マイ。さん» たまっっっっ玉さん？！メンバーかと思ったら玉さんだった？！推し×推しはもはや神、、、((尊 ｱｧ、、、、((ﾄﾞﾃｯ (2020年9月21日 22時) (レス) id: 73a43b40ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マイ。
| 作成日時：2020年9月19日 12時
