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«紫耀side»
「ごめん、廉。首のこと、話した」
「話したん！？何で…」
「廉に気遣われるのも、庇われるのも嫌なんだよ。廉、ずっと我慢してるでしょ。痛いの。我慢するのは、辛いんだよ」
「紫耀…」
「ね、廉。俺のこと、許そうとしなくても良い。傷付けても良い。でも、これから先も廉の側に居させて。廉からしたら、俺は怖い存在かもしれない。また同じことやられるかと思うと、怖いよね。それでも俺は、廉が良い。廉じゃなきゃ、俺は…」
廉の顔を見るのが怖くて俯いて話す俺の視界が暗くなり、すぐに俺が大好きな匂いに包まれた。
「俺、紫耀のこと怖いって思ったことないよ。最初はビックリしてたけど、あれは突然だったから頭の整理が追いつかんくて…とにかく、俺は紫耀のこと許してるし傷付けるつもりもない。俺、あんなことされても許せるほど、紫耀のこと愛してるんよ」
「廉…」
「俺かて、紫耀がええもん」
恐る恐る抱き締め返すと、廉の体は震えてなくてホッと安堵の息をついた。
「たまになら、酷くしてもええよ。紫耀にだったら、何されてもええわ」
「止まれなくなるよ、そんなこと言ったら。トラウマになるぐらい、傷付けるかも」
「うん、ええよ」
廉は俺の耳に顔を近付ける。
「シよ。しょお」
「え、良いの？無理してない？」
「優しくすんな。めちゃくちゃに抱いてや」
「…っ。その誘い文句、どこで覚えたんだよ」
「勉強した」
「…後悔しても知らないからな。泣いても抵抗しても、辞めないよ」
「辞めんでよ。満足するまで、俺を紫耀で満たして？」
「分かった。廉のお望みどおり、廉の中、俺のでいっぱいにしてあげる」
廉の手を握って荷物を持ち、俺達は楽屋を出た。
「れん…っ、れん…！」
「…ぁ…しょ…」
ベッドが軋む。
廉の嬌声が響く。
合意であるそれには、確かに強い愛があった。
互いの愛に溺れていくのを感じながら、ギュッと力を入れた手には廉の手が固く握られていた。
〜END〜
良く分からないまま作ってたら、良く分からないまま終わったもはやお蔵入りレベルの話になったかもしれないです。
長くなるなと思い、無理やり終わらせました。
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ゆう(プロフ) - お返事ありがとうございます。これからも更新楽しみにしてます！ (2022年12月9日 3時) (
レス) id: 05d34f6d93 (このIDを非表示/違反報告)
マイ。(プロフ) - ゆうさん» 楽しく読んでくれてありがとうございます！私もそう言っていただけて嬉しいです！ (2022年12月8日 18時) (レス) id: d73d324288 (このIDを非表示/違反報告)
マイ。(プロフ) - ありすさん» ありがとうございます！お褒めいただき光栄です！その後のストーリーまで、少々お時間をください！ (2022年12月8日 18時) (レス) id: d73d324288 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - コメント失礼します。いつも楽しく拝見させていただいております。しょうれん恋愛攻防戦続編ずっと楽しみにしていたのでとても嬉しいです。 (2022年12月8日 10時) (レス) @page6 id: 05d34f6d93 (このIDを非表示/違反報告)
ありす(プロフ) - しょうれん恋愛攻防戦続編最高でした。結ばれた二人のその後を妄想してニヤニヤがとまらないです。いつかその後のストーリーを書いていただけないでしょうか? (2022年12月8日 8時) (レス) @page6 id: 951e96d6ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マイ。
| 作成日時：2022年12月8日 7時
