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«廉side»
神と岸さんも楽屋入りして、やっとインタビューが始まる。
最近あったことや楽しかったこと、メンバーの面白いエピソード、挑戦してみたいことなど在り来りな質問なので難なく答える。
「ではメンバーの中で、自分が女性だったら彼氏にしたい人は居ますか?」
「やっぱり来ますよねぇ!その質問」
彼氏にしたいメンバー…か。
メンバーの顔を1人ずつ見ていくと、紫耀と目が合った。
「海人は?誰?」
「彼氏でしょ?んー…神だよね、やっぱり。国民的彼氏だし」
「間違いない!俺も神!紫耀と迷ったんだけどね」
やっぱりみんなが選ぶのは国民的彼氏の異名を持つ神で、インタビュアーさんも納得の表情をしている。
「逆に俺はね…岸くんかなぁ。めちゃくちゃバカだけど、一緒に居て楽しそうだよね」
「めっちゃ面白くするよ!」
「紫耀は?やっぱり、神とか?」
「彼氏にしたい人だったら、居ないよ」
「では、メンバーが女性だったら居るってことですか?」
「そうですね。居ます」
紫耀がチラッと俺を見てきたので、咄嗟に目を逸らして紫耀を視界から消す。
「ちなみに、誰ですか?」
「廉ですかねぇ。一見チャラそうに見えるけど、彼はめちゃくちゃ素直で他人思いなんですよ。ピュアだし、努力家で無茶する時ありますけど、そこも含めて可愛いと思いますね。ツンデレなところとか距離感バカも、笑顔も全て愛しいなって思います。普通に守りたくなっちゃいます。彼のこと」
おいおい、待て待て。
俺が女性だったらっていう設定無視して、俺自体のこと言っちゃってるんやけど大丈夫?
「紫耀、それは駄目だよ…」
「え…?あ!いや、違いますよ!?廉みたいな子が良いよねって話です!はい!」
紫耀が必死に言い訳をする姿を見て、シンとなった空間で思わず吹き出してしまった。
「紫耀、必死すぎ」
めちゃくちゃ褒めてくれたし、俺のことめちゃくちゃ見てくれてるし、今ぐらいは別にええかな。
「俺は紫耀です。彼氏にしたい人」
「キタキタ!待ってました!しょうれんフィーバー!」
「ネットがしょうれん祭りだ!」
「いよっ!」
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ゆう(プロフ) - お返事ありがとうございます。これからも更新楽しみにしてます! (2022年12月9日 3時) (レス) id: 05d34f6d93 (このIDを非表示/違反報告)
マイ。(プロフ) - ゆうさん» 楽しく読んでくれてありがとうございます!私もそう言っていただけて嬉しいです! (2022年12月8日 18時) (レス) id: d73d324288 (このIDを非表示/違反報告)
マイ。(プロフ) - ありすさん» ありがとうございます!お褒めいただき光栄です!その後のストーリーまで、少々お時間をください! (2022年12月8日 18時) (レス) id: d73d324288 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - コメント失礼します。いつも楽しく拝見させていただいております。しょうれん恋愛攻防戦続編ずっと楽しみにしていたのでとても嬉しいです。 (2022年12月8日 10時) (レス) @page6 id: 05d34f6d93 (このIDを非表示/違反報告)
ありす(プロフ) - しょうれん恋愛攻防戦続編最高でした。結ばれた二人のその後を妄想してニヤニヤがとまらないです。いつかその後のストーリーを書いていただけないでしょうか? (2022年12月8日 8時) (レス) @page6 id: 951e96d6ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マイ。 | 作成日時:2022年12月8日 7時