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愛に溺れる ページ20

流血表現あり、紫耀くん暴走します。

«紫耀side»







ジュニアの頃から好きだった廉に勇気を出して告白して、見事にOKを貰い俺の人生は薔薇色だと言っても過言ではなかった。

廉は美人で可愛くて儚くて、メンバーには「廉のこと甘やかしすぎ!」なんて言われるほど、廉のことを大切にしていた。

そんな廉と付き合って早くも1年が経つのだが、まだキス止まりでそれ以上のことをしたことがない。

さすがに異常だと思い、廉にそれとなく聞いてみたら、心の準備が出来ていないそうで。

確かに男同士は痛いとか聞いたことはあるけど、1年経っても尚、心の準備が出来てないのだろうかと疑問に思う自分も居る。

もちろん、廉の嫌がることはしたくないし、廉がまだやりたくないと言うなら我慢するが。

でも、俺だって男だし、廉を見る度にそういう欲が湧くこともたくさんある。

あんな可愛い子が笑顔振り撒いて、俺にとっては生殺し状態だ。

我慢して我慢して我慢して…いつかその我慢に限界が来た時、俺は多分、廉のことをぐちゃぐちゃに泣かせているだろう。

廉がどれだけ「辞めて」と言っても聞かず、俺はきっと自分が満足するまで廉を抱き潰している自信がある。

「あー、もう!マジで抱きてぇ…」

「溜まってんねぇ、旦那」

ソファでいつものように岸くんに距離感バカを発揮する廉を見ながら、俺がそう呟いた言葉を神が茶化すように拾う。

廉は俺と付き合っても岸くんばかりで、本当に嫉妬で狂いそうになる。

俺のことが好きだというのはひしひし伝わってくるけど、恋人があんなにくっついてたら誰だって嫌だろう。

「きしれんなぁ…あの2人、前々からあんなだもんねぇ…」

「最近は、岸くんも満更ではなさそうだし」

「ライバル爆誕か!?しょうれんVSきしれん!」

「いや、岸くんは廉にそういう感情は持ってないと思うよ。多分…弟?的な感じなんじゃない?」

「まぁ、岸くんだからねー」

海人と神の会話を何となくで聞きながら、俺の心に渦巻いていたドス黒い感情が大きくなっていくのを感じた。

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ゆう(プロフ) - お返事ありがとうございます。これからも更新楽しみにしてます! (2022年12月9日 3時) (レス) id: 05d34f6d93 (このIDを非表示/違反報告)
マイ。(プロフ) - ゆうさん» 楽しく読んでくれてありがとうございます!私もそう言っていただけて嬉しいです! (2022年12月8日 18時) (レス) id: d73d324288 (このIDを非表示/違反報告)
マイ。(プロフ) - ありすさん» ありがとうございます!お褒めいただき光栄です!その後のストーリーまで、少々お時間をください! (2022年12月8日 18時) (レス) id: d73d324288 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - コメント失礼します。いつも楽しく拝見させていただいております。しょうれん恋愛攻防戦続編ずっと楽しみにしていたのでとても嬉しいです。 (2022年12月8日 10時) (レス) @page6 id: 05d34f6d93 (このIDを非表示/違反報告)
ありす(プロフ) - しょうれん恋愛攻防戦続編最高でした。結ばれた二人のその後を妄想してニヤニヤがとまらないです。いつかその後のストーリーを書いていただけないでしょうか? (2022年12月8日 8時) (レス) @page6 id: 951e96d6ae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マイ。 | 作成日時:2022年12月8日 7時

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