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«廉side»
家に帰ったら、紫耀のお母さんがソファで玄樹と話していた。
紫耀は、俺をそそくさと2階に上がらせようとしたけど、お母さんに声をかけられた。
紫耀より、テンションが馬鹿でかい。
名前を聞かれたから、緊張しながらも名前を教えたら「可愛い子」って言われた。
なんか…気に入られた？
紫「ほら！もう良いだろ！」
紫耀はそう言うと、俺の腕を引っ張って2階に上がった。
俺の部屋に入ると、「下に降りるな」と釘を刺されたので、理由は聞かず頷いた。
俺の頭を撫でて、慌ただしく部屋から出ていった。
廉「なんなんやろ…」
紫耀がいつにも増して、慌てているのが気になったけど、考えるのを辞めにして宿題をすることにした。
宿題に集中してると、何やら下が騒がしくなってきた。
紫耀と紫耀のお母さんが言い争ってるような声がする。
親子喧嘩でもしてるのかな…？
親子喧嘩が気になったけど、下に降りたら駄目なので我慢する。
宿題も終わり、暇になってきたのでベッドにダイブして、スマホゲームを始めた。
スマホゲームを始めて数分後。
スマホを弄っているのも飽きてきた。
何しようかなと考えていると、ふと紫耀の部屋にあったダンボール箱を思い出した。
紫耀に聞くと「何でもない」と言われ、半ば強制的に部屋から追い出された。
何が入ってるんやろ…気になる…。
部屋から出ると、紫耀の部屋に向かった。
廉「失礼しまーす…」
部屋に入って、ダンボール箱があるところに近付く。
ダンボール箱を手に取って開けてみると、そこには手紙とアルバム写真みたいな冊子が何冊か入っていた。
まず、手紙を見てみた。
廉「お見合い…結婚式…？」
アルバム写真の冊子を手に取って、捲ると女性の写真が何枚も。
廉「嘘やろ…」
これ…昨日から届いてたやんな…？
このことを隠されたのが、ショックだった。
今日、親が来たのも遊びに来たんじゃなくて、お見合いとかのことを話すため…？
紫耀…お見合いするん…？
結婚式も挙げるん…？
今起きたことがあまり受け止められなかったけど、手紙やお見合い写真をダンボール箱に詰めると、それを担いで部屋から出た。
そのまま、下に降りてリビングのドアを開けると、紫耀が驚いたようにこちらを見た。
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李 - 姫！ご安心を！！王子が助けに来たよ〜！ (2020年9月19日 13時) (
レス) id: 73a43b40ce (このIDを非表示/違反報告)
李 - 王子ぃ〜！！！来たよぉ〜！！！ (2020年9月19日 13時) (レス) id: 73a43b40ce (このIDを非表示/違反報告)
李 - マイ。さん» そですね！！ (2020年9月17日 21時) (レス) id: 73a43b40ce (このIDを非表示/違反報告)
マイ。(プロフ) - 李さん» 岸くんもたまには、男を見せなきゃです！笑 (2020年9月17日 20時) (レス) id: de53883f34 (このIDを非表示/違反報告)
李 - マイ。さん» 岸くん、よくやった！(*’ω’ﾉﾉﾞ☆ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ カッコ良かったゾヨォ〜！ (2020年9月17日 19時) (レス) id: 73a43b40ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マイ。
| 作成日時：2020年9月13日 7時
