4 ページ28
«紫耀side»
リビングで、廉が急に倒れた。
廉を担いで、廉の部屋に連れて行き、ベッドに寝かせた。
紫「廉…」
頭を撫でると、廉の目から一筋の涙が零れた。
それを親指で拭って、頭を撫で続けてると廉の目がゆっくりと開かれた。
廉「しょお…」
紫「廉、大丈夫？」
頷くかと思いきや、珍しく首を横に振る廉。
相当、何かに追い込まれてるなとすぐに分かった。
紫「廉、何で寝れないの？「勉強しすぎ」なんて、嘘なんだろ？」
廉の弱っている心を刺激しないように、優しく問いかけた。
廉「うん…」
紫「寝れない理由、教えて」
そう言うと、小さい声だったけどぽつりぽつりと話し始めた。
紫「そういう事ねぇ…」
寝れない理由を聞いて、無理はないなと思った。
両親が殺された時のことを思い出して眠れないと。
紫「辛かったよな…」
廉「うん…」
紫「廉、俺と一緒に寝るか？」
廉「え…？」
誰かと一緒に居ると、1人で考え込むことはなくなるんじゃないかなと思って、そう提案した。
廉「ええの…？」
紫「俺は全然良いけど。寧ろ、その方が俺的に得だわ。廉と一緒に寝れるし」
廉「ふふっ…ありがとう、紫耀」
てことで、今日の夜は廉と寝ることに。
ずっと廉に寄り添って、遂に寝る時間になった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 669人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
李 - 姫！ご安心を！！王子が助けに来たよ〜！ (2020年9月19日 13時) (
レス) id: 73a43b40ce (このIDを非表示/違反報告)
李 - 王子ぃ〜！！！来たよぉ〜！！！ (2020年9月19日 13時) (レス) id: 73a43b40ce (このIDを非表示/違反報告)
李 - マイ。さん» そですね！！ (2020年9月17日 21時) (レス) id: 73a43b40ce (このIDを非表示/違反報告)
マイ。(プロフ) - 李さん» 岸くんもたまには、男を見せなきゃです！笑 (2020年9月17日 20時) (レス) id: de53883f34 (このIDを非表示/違反報告)
李 - マイ。さん» 岸くん、よくやった！(*’ω’ﾉﾉﾞ☆ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ カッコ良かったゾヨォ〜！ (2020年9月17日 19時) (レス) id: 73a43b40ce (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：マイ。
| 作成日時：2020年9月13日 7時
