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«紫耀side»
撮影が終わったのは、辺りが暗くなり始めた頃。
「紫耀ちゃん！絶対に廉ちゃんからも許可取ってね！」
「確証は出来ない」
「絶対！だから。じゃないと、分かってるよね？」
こいつなら、ガチでやりかねないから怖いな。
「頑張るよ」
「うん！じゃあ、良い報告待ってるよー！」
俺に大きく手を振りながら、走り去る晴人。
「はぁ…」
何だか、大変なことになってしまった気がする…。
撮影の時も廉は嫌がってたし、またドレス姿になると絶対嫌がるだろう。
それに…
『廉のドレス姿！？俺達以外には駄目！』
なんて、『廉ちゃん親衛隊』が言うだろう。
『廉ちゃん親衛隊』は海人が名付けて、俺達メンバーが隊員らしい。
まぁ、海人のネーミングセンスのなさは置いといて。
「どうしたものか…」
「何か悩んでるようだね、平野くん」
「…タツミさん」
「俺で良ければ、相談乗るけど？」
「大丈夫です。お気持ちだけ、受け取ります」
その場から早急に立ち去ろうとしたら、「待って」と呼び止められた。
「廉ちゃんって、彼氏居るの？」
「それ聞いて、どうするんですか？」
「いや？気になっただけ」
「…えぇ、居ますよ」
「そうなんだ。ざーんねん」
「…廉に手出さない方が身のためですけど？」
「ふふっ、どうして？」
「廉の彼氏、怒らせると怖いですからね」
睨みつけながらそう言うと、ニコニコ顔だったタツミさんが急に真顔になった。
「じゃあ、彼氏さんに伝言ね」
「……」
「廉ちゃんから、目離さない方が良いよ」
「…伝えといておきます」
「よろしくー」
タツミさんは俺にヒラヒラと手を振りながら、颯爽と去って行った。
『廉ちゃんから、目離さない方が良いよ』
そんなこと言われなくても、最初からずっとそのつもりだし。
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マイ。(プロフ) - あさ、さん» ありがとうございます！更新頑張るので、続き楽しみに待ってて下さい！ (2020年12月10日 22時) (
レス) id: de53883f34 (このIDを非表示/違反報告)
あさ、(プロフ) - めっちゃ面白くてハマってます♪続きが楽しみです！ (2020年12月10日 20時) (レス) id: 3e936cdf51 (このIDを非表示/違反報告)
マイ。(プロフ) - kan69kanさん» 本当にすみません！続き、楽しみに待ってて下さい！ (2020年12月10日 18時) (レス) id: de53883f34 (このIDを非表示/違反報告)
kan69kan(プロフ) - 分かりました！これからも続きを楽しみにしてます♪ (2020年12月10日 18時) (レス) id: f605d2fd9d (このIDを非表示/違反報告)
マイ。(プロフ) - kan69kanさん» 裏が見たいと言っていただけて嬉しいんですが、私、裏は専門外？でして…。全く書けないんです…。すみません、見たいと言ってくださったのに… (2020年12月8日 23時) (レス) id: de53883f34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マイ。
| 作成日時：2020年12月6日 0時
