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«紫耀side»
撮影中はさっきまでの空気が嘘かのように、普通に撮影が出来た。
楽屋に戻ってくると、神と海人と玄樹は、個人の仕事がある為、足早に楽屋から出て行った。
楽屋の中は、俺と廉と岸くんだけ。
岸くんは黙々と帰る準備してるし、廉は俺と岸くんを心配そうに見てるし。
俺、廉を心配させてばっかりだな…。
憂鬱な気分のまま帰ろうと後ろを振り向いたら、超ドアップで廉の綺麗な顔。
紫「うわぁぁ！」
廉「うわぁ！びっくりした…」
紫「いや、こっちのセリフ！それと、近いから！」
廉「あ、ごめん」
そう言って、1歩下がる廉。
それでも微妙に近いのは、廉が距離感バカだから。
廉の距離感バカには、悩まされるなぁ。
紫「廉、何か話したいことがあったんじゃないの？」
廉「あ、うん。3人でご飯行こうや！」
紫「3人？」
廉「俺と紫耀と優太」
紫「岸くん、良いって言ったの？」
廉「うん。渋々やけどな」
岸くんが行くって言ったなら、俺も断るわけにはいかないな。
紫「分かった。行く」
廉「やった！じゃ、行きましょー！」
変なテンションの廉が俺達の腕を引っ張って、楽屋から出た。
この気まずい雰囲気を壊そうと、廉はわざとテンションを高くしてるんだ。
そう思うと、何でか涙が出てきそうで…。
廉の独り言に耳を傾けながら、そんなことを思っていた。
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マイ。(プロフ) - あさ、さん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！新作、楽しみに待ってて下さい！ (2020年12月5日 18時) (
レス) id: de53883f34 (このIDを非表示/違反報告)
あさ、(プロフ) - お疲れ様でした！この小説ができてから更新がずっと嬉しくて、私の楽しみになってました！新作楽しみにしています！ (2020年12月5日 16時) (レス) id: e213d1237a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マイ。
| 作成日時：2020年11月28日 0時
