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«紫耀side»
紫「俺の話を聞いてくれてありがとうございました」
お辞儀をすると、場内から拍手が送られた。
海「言いたいこと、伝わったみたいだね」
紫「うん。良かった…」
軽蔑されるかと思って怖かったけど、ファンの人達が優しくて良かった。
岸「よし！気を取り直して、次の曲に参りましょうか！」
神「お、岸くんリーダーみたい！」
岸「リーダーみたいなんじゃなくて、リーダーなんだよ！」
神「ごめんごめん」
ケーキは一旦、ステージ袖に持っていく。
海「では皆さん！まだまだライブは続きますよー！盛り上がりましょう！」
玄「あー！疲れたー！」
ライブが終わり、楽屋に戻ってくると倒れ込むようにソファに座った。
紫「でも、楽しかった！」
海「それ！」
神「はい！帰る準備！」
岸「え、どっか行くの？」
神「廉のお墓参り！」
紫「あ、良いね！行こう！」
俺達は早めに帰る準備を終わらせて、墓場に向かった。
墓場に着くと、神が予め用意していた線香を立てる。
海「廉。ライブ終わったよ。見ててくれた？」
岸「あのケーキ、凄かったでしょ？褒めても良いんだよ」
神「あの動画も、さすがに廉でも気付かなかったよね。サプライズだよ」
玄「ファンの人達も元気だったよ」
みんなが廉に声をかける。
紫「廉、また会おうね。もし出会えたら、俺は廉と1からやり直したい。今度はちゃんと大事にするからさ」
届いてるか、心配だなぁ。
いや、届いてるって信じてる。
玄「さっ。パーッと打ち上げでもしますか！」
海「やった！岸くんの奢りね！」
岸「えー！ここは割り勘だろ！」
神「岸くん、リーダーなんだから奢ってよ！」
岸「こういう時だけ、リーダー扱いするな！」
みんながワイワイ話して俺の前を歩く中、俺はふと何かの気配を感じて振り返る。
廉『ありがとう』
風に乗って、廉の声が聞こえたような気がした。
紫「ふふっ」
廉、俺待ってるから。
いつかまた、君に会えると信じて。
〜END〜
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マイ。(プロフ) - あさ、さん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！新作、楽しみに待ってて下さい！ (2020年12月5日 18時) (
レス) id: de53883f34 (このIDを非表示/違反報告)
あさ、(プロフ) - お疲れ様でした！この小説ができてから更新がずっと嬉しくて、私の楽しみになってました！新作楽しみにしています！ (2020年12月5日 16時) (レス) id: e213d1237a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マイ。
| 作成日時：2020年11月28日 0時
