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«紫耀side»
それから廉は、半年という余命を乗り越え、体調も悪くなく懸命に生きている。
俺達もこの調子だったら、来年のライブも…もしかしたら、死なないかもとか思っていた。
でもある日、事件は起こった。
今日は、メンバーの中で俺だけがオフで、他のメンバーは個人の仕事があるらしい。
誰もオフじゃないから暇だし、何してようかなと思いながら過ごすこと数時間。
紫「うわっ…雨降ってんじゃん…」
気付けば、外はどしゃ降り。
最悪な気分になったと同時に、嫌な胸騒ぎ。
すると、仕事中なはずの神から連絡が。
紫「はい、もしも…」
神『紫耀！？』
俺の言葉を遮って、神の切羽詰まった声。
紫「どうした？」
神『廉が…廉が…』
その先を聞かなくても分かった。
紫「何で、今頃…」
俺は電話を切ると、急いで家から飛び出した。
外はさっきよりもどしゃ降りで、髪や服がすぐに濡れてしまう。
前髪が額に張り付くけど、そんなの気にする間もなく走りまくった。
病院に着くと看護師さんに廉の病室まで、案内してもらった。
看「ここです」
紫「ありがとうございます…！」
案内してくれた看護師さんにお礼を言った後、廉の病室のドアを開けた。
病室には、白いベッドの上で何本もの管に繋がれている廉と、ベッドを取り囲むメンバーと田中先生の姿があった。
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マイ。(プロフ) - あさ、さん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！新作、楽しみに待ってて下さい！ (2020年12月5日 18時) (
レス) id: de53883f34 (このIDを非表示/違反報告)
あさ、(プロフ) - お疲れ様でした！この小説ができてから更新がずっと嬉しくて、私の楽しみになってました！新作楽しみにしています！ (2020年12月5日 16時) (レス) id: e213d1237a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マイ。
| 作成日時：2020年11月28日 0時
