神side ページ7
翌日。
今日は、廉のリハビリが始まる日。
リビングに降りると、紫耀は仕事に出掛けていた。
紫耀と岸くんが朝早く起きて作ってくれた朝ご飯を食べた後、俺達は病院へ。
病院に入ると、ちょうど、看護師さんに車椅子を押されている廉と会った。
玄「廉!」
神「どこ行くの?」
廉「リハビリ室やで」
海「もう?早いね」
廉「うん。早めにやりたいし。てか、紫耀は?」
岸「午後から来るって。海人は午後に仕事で居なくなるから、入れ替わりになるな」
廉「そうなんや。分かった」
みんなと一緒にリハビリ室に向かう。
リハビリ室には、廉と看護師さんだけが入った。
俺達も入ろうとしたんだけど、廉に「入らないで」って言われたから、病院のロビーで待機中。
まぁ、知り合いにリハビリの姿って、あんま見せたくないよね。
廉にも何か、プライドがあるんだろう。
暇なので、スマホを弄ったり雑誌を読んだりして、暇を潰していた。
それから数分後、何やら看護師さんがバタバタし始めた。
海「何かあったのかな…?」
岸「さぁ…?」
2人はまた雑誌やらスマホやらに目を戻したけど、俺と玄樹は廉が気になって仕方なかった。
だって、廉の担当医師の先生が走ってどっかに行ってたから。
海人と岸くんは、気付いてないみたいだけど。
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作者名:マイ。 | 作成日時:2020年11月8日 17時