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紫耀side ページ3

神「俺達、廉のこと傷付けて…何回も酷いことした…。廉は山田さんのこと虐めてないのに…被害者側だったのに…俺達、そんな廉に酷い言葉浴びせたりした…」

海「本当にごめんなさい。俺達が追い詰めちゃったから、廉はこんなことになったの…」

岸「俺達のことは許さなくて良い。許せれないことをしたから…」

海「ごめんね。手のひら返しみたいになっちゃって…」


3人は、目に涙を浮かべながら震えた声でそう言った。


廉「手のひら返しでもええよ。俺、許すから」

岸「え…?」

廉「俺、3人のこと許す」

海「何で?何で、怒らないの?」

廉「だって、3人は悪くないから」

神「違うよ。俺達が悪いの」

廉「ううん。3人は山田さんに利用されただけ。騙されただけ。人間誰だって、そういう時もあるやん」

岸「廉…」

廉「俺な、山田さんに狙われたのが俺で良かったって思ってる。みんなに、何も被害がないから…」

紫「そんなこと…」

廉「俺、何されてもメンバーのことが大好きやから。許すつもりで居たから。だから、もう謝らんで?」


廉は、ニコッと優しい笑みを浮かべて俺達を見た。


廉「また、普通に話してくれる?」

海「もちろんじゃん!」

岸「もう絶対、同じことは繰り返さないから!」

神「俺達も廉のこと大好きだよ」


3人が廉に抱き着こうとしたけど、廉は骨折してるから駄目だと玄樹に制されていた。

廉side→←廉side



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作者名:マイ。 | 作成日時:2020年11月8日 17時

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