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«玄樹side»
廉の腕を引っ張って、玄関まで走る。
廉「みんな…大丈夫なん…？」
廉は急に立ち止まって、そう言った。
玄「うん。そんなすぐに死なないから。俺達は」
廉「せやな…」
また走り出そうと廉の手を取ると、前方から何人かの足音が。
まずいと思って、近くの部屋に逃げ込んだ。
部屋の内側から鍵を掛けて、息を潜める。
足音は俺達が隠れている部屋の前を通り過ぎて、どこか遠くの方へ行ってしまった。
鍵を外して慎重にドアを開けると、しーんと静まり返った廊下。
玄「廉、俺ちょっと先まで見てくるから、ここに居て」
廉「うん…」
玄「鍵、しっかり掛けてね」
廉「分かった…」
玄「すぐ戻ってくるから、絶対にここから動いちゃ駄目だよ」
心配そうな廉の頭を撫でながら言うと、小さくだがこくりと頷いた。
部屋から出ると、廉が鍵を掛けたのを確認すると、俺は玄関の方まで、ゆっくりと歩いた。
慎重に歩いて、角を曲がろうとした時、背後から足音が聞こえる。
誰かと思って銃を構えると、走ってきたのは紫耀達だった。
神「玄樹、無事だったんだ！良かった…」
玄「ごめん。トラブって、車まで行けなかった」
神「ううん。無事なら良いよ」
紫「怪我は特になさそうだな。廉は？」
玄「あっちの部屋の中。鍵は掛けてるはずだよ」
紫「そっか。じゃあ、その部屋まで案内してくれ」
玄「うん、分かった」
廉が居る部屋まで戻ろうとすると、遠くから廉の声がした。
廉「いやぁっ…！辞めて…離してっ…！しょおっ…！しょお…助けて…！」
そんな廉の声が聞こえた瞬間、紫耀は脅威のスピードで走り出した。
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ありす(プロフ) - 楽しみにしてます! (2020年10月27日 14時) (
レス) id: 951e96d6ae (このIDを非表示/違反報告)
マイ。(プロフ) - ありすさん» リクエストありがとうございます！思ってたのと違ったらすみません！リクエストが投稿させるのは、まだちょっと先なので、気長に待ってて下さい！一生懸命頑張ります！ (2020年10月27日 7時) (レス) id: de53883f34 (このIDを非表示/違反報告)
ありす(プロフ) - しょうれんのちょっと大人のお話が読んでみたいです!イチャイチャの甘々でよろしくお願いします! (2020年10月27日 0時) (レス) id: 951e96d6ae (このIDを非表示/違反報告)
ありす(プロフ) - 初めまして!ありすと申します!さっそくですがリクエストよろしいでしょうか? (2020年10月27日 0時) (レス) id: 951e96d6ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マイ。
| 作成日時：2020年10月26日 22時
