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«岸side»
俺がそう提案すると、紫耀でさえも顔を上げて目を丸くした。
岸「この状態の紫耀を、廉の傍には置いておけない。だから、カウンセラーの人に診てもらう。そうしないと、俺が不安で嫌だ」
玄「そうだね。俺もそれで良いと思う」
みんなが賛成してくれたので、俺達は紫耀をカウンセラーの人に預けることにした。
廉は海人と家の中で待つことになった。
廉「しょおっ…」
紫耀が俺達と家を出る直前、廉が紫耀に抱き着いた。
廉「俺、ずっと紫耀だけやから。何されても、紫耀だけが好き。紫耀、また…戻ってくるよね？」
廉の問いかけに紫耀は何も答えないまま、自分の体に回された廉の腕を優しく離すと、家から出た。
その時の紫耀の目からは、涙が一筋零れ落ちていた。
廉「しょお…」
岸「廉、大丈夫。紫耀は元に戻って帰ってくるよ。信じて待ってよう」
廉「うん…」
頷いた廉の頭を撫でると、俺も家を出た。
それから数ヶ月の時が経った。
紫耀は、まだ戻って来ていない。
それでも廉は、いつか戻ってくるって紫耀の帰りを待ってる。
紫耀は無期限の活動休止という形になっている。
海「ちょっと岸くん！起こしてよー！遅刻しちゃう！」
岸「あ、ごめん！忘れてた！」
廉「優太、ドジやな〜」
今日も相変わらず、ウチは騒がしいよ。
廉も楽しそうに過ごして、紫耀の帰りを待ってる。
でも、紫耀が居たらもっと楽しいかもね。
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李 - マイ。さん» ホントにそうですよ！この二人はエモい中のエモいんですよね〜！ (2020年10月25日 18時) (
レス) id: 73a43b40ce (このIDを非表示/違反報告)
マイ。(プロフ) - 李さん» そうなんです！もうね…一言にすると、エモいんですよね。(？)2人とも、互いのことが大好きでたまらないんです。 (2020年10月25日 16時) (レス) id: de53883f34 (このIDを非表示/違反報告)
李 - マイ。さん» 廉は、自分の彼氏にDVを受けていたにも関わらず、自分の彼氏が暴力を振られてたら必死に守った。それほど紫耀のことが大好きなんだよ。紫耀も廉のことを大切に、命より大切に思ってる。廉はやっぱり紫耀じゃないとダメみたいですね！ (2020年10月25日 13時) (レス) id: 73a43b40ce (このIDを非表示/違反報告)
マイ。(プロフ) - 李さん» ですね！メンバーを信じましょう！(笑) (2020年10月22日 21時) (レス) id: de53883f34 (このIDを非表示/違反報告)
李 - マイ。さん» マイさんが思ってることは、みんな共感でしかないですよ！ (2020年10月22日 21時) (レス) id: 73a43b40ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マイ。
| 作成日時：2020年10月19日 21時
