蛇の君と猫の私

え？私はいらないの？ ページ15

コソコソ

なんか喋り声がきこえるな〜

聞いてみよう！

ラ「今回我々はエルゼメキア及びキラボシ共和国の討伐をする！」

皆「了解!」

え？皆で宇宙人を倒そうとしてるの？

私抜きで？やっぱり私なんかが頼りにされるわけないよね

顔が熱くなる

涙がでそう

その場から走って逃げ出した



キラボシ共和国

エ「ここだよ！」

ニノ「わ、わー!すごーい!」

エ「どうしたの？」

ニノ「あ、いや、なんでも・・」

エ「ほら、私に話してみて。全部」

エルナちゃんの目を見つめるとなんというか全部話したくなっちゃって全部話しちゃった

エ「そっか。仲間外れにされたんだね。可哀想」

ニノ「わ、私なんかただの役立たずで誰からも必要とされない存在なんだよ」

エ「私はニノちゃんを必要とするよ。現に今必要としてる」

ニノ「え?それってどういう」

エ「エルナの目をよくみて」

言われた通りに見ると

なんだろう

なんだかエルナちゃんに仕えなきゃって思う

この人が私の主だ

ニノ「エルナ様。何なりとお申し付けを」

エ「ふふっ!計画通り。このコネクターも改造しとくね。私のミラクルプリズマーと同じように」

私の右手首にはめられたウォッチはウォッチ本来の輝きを失っている

でもいいんだ

私は私を必要としてくれる人に仕える

こんな私でも役にたてるんだ

ふふっ!待っててね。会長達

すぐ楽にしてあげるから

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